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うちが聞こえるけん。教える 
聴覚障害者のふみさんが
他の仲間とリヤカー販売に行った時の話です。

今回は
メンバーが新しい組み合わせだった事と、
仲間が常連さんを回る道を覚えているか、
3人で仕事の相性はどうか?
を確認する為に
(職員が近くにいるとどうしてもたよりがちなので)
リヤカー販売に少しはなれた所から3人に同行しました

リヤカーで移動しながらの豆腐販売は
3人(又は2人)1組の販売なのですが、
お互いがお互いをカバーしながら
計算担当、リヤカー引き担当など分担し
販売して回っています。

ところが今日は
細い路地で
後ろから販売用のリヤカーに気付いて
とても徐行したバイクが近づいてきた時、
フミさん以外は音に気付き
自然によけていたのですが
フミさんは耳が聞こえない為に
後ろからのバイクの音が聞こえずよけていませんでした。
そこで、
離れて同行していた私が
Nさん。フミさんにもよけるように教えてあげてください
と声かけると、
Nさんのジェスチャーでフミさんもよけるという場がありました
(よけなくても通れたのですが今後の為の声掛けでした)
仲間からみれば、フミさんは耳が聞こえないから
筆談などの配慮が必要だという事はわかっているのですが
自分達が振り返りもせずに無意識にバイクをよけている事が、
聞こえなくてよけられない
というところまでは考えつかなかったのでしょう。

リヤカー販売販売をおえ、
帰ってすぐの仲間3人+私の反省会で
その場をもう一度振り返り、
「みんなは耳が聞こえるから自然によけられるけど
ふみさんは見えない後ろから来るものには気付けないから、
みんながよける時には
フミさんにも教えてあげてくださいね。」
というと、
「そうやね!うちが聞こえるけん。教える!
うんうんそうやね。きをつけなね。」

という会話がありました。
耳が聞こえないから
危ない、無理だでは無く
出来る人が難しいところをカバーすればいいという
当たり前に前向きな発言。
これが沢山の人の力を借りて
支えられて生活している仲間の強みです。
支えられている人は
当たり前のように支えるのです。
お互いの障害を知り、どうすれば抱える困難を乗り越えられるかを
頭であれこれ考えずに
心や持っているみんなの能力を集めて乗り越えようとする姿を目の当たりにして
これが社会のあるべき姿だと
仲間を通して改めて感じた出来事でした。
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かく

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