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友達がほしい 
『友達がほしい』
仲間の中で、良く聞く欲求のひとつです。
友達がいるという事は
ごくごく普通の事だと考えられがちですが、
実はとても高度な能力を必要とします。
例えば、相手の立場に立ってや、
その場の空気を読んでなど
私たちがなんとなくやっている事が
仲間にとってはなかなかの困難なのです。
陶友においては、
作業所内で仲が良くても
プライベートで一緒に遊ぶ仲間はごく一部というのが現状です。

その様な中、仲良くしたいのに出来ずに悩んでいる2人がいます。
NさんとHさん。
Nさんはずっと私に友達がほしいといっていました。
そのNさんは触られるのが大変苦手なのです。
Hさんは最近になって友達がほしいと
やっと私に言ってくれるようになったのですが、
話す事が苦手からなのか、
好意を無意識にスキンシップであらわそうとする傾向にあります。

そんな2人がそばにいると、
HさんはNさんに話しかけるたびに、肩をトントンとたたいたり
ねぇねぇと腕をなでるようなスキンシップを無意識にしてしまい、
Nさんに「やめてください!さわらんで!」と強く言われ落ち込み、

逆にNさんは触られたくないと伝える事が
相手を傷つけているのではないか・・・
でも我慢できないほど嫌だ。やめてほしい
というジレンマで2人はお互いに悩んでいます。
お互いを嫌いではなく、むしろ仲良くしたいのですが
無意識の行為がお互いにかみ合いません。

先日も同じくそれでNさんに注意され
Hさんは陶友の2階にある相談室にこもり
「Nさんごめんなさい。友達がほしい」
と泣きながら話してくれました。

それ以来、1週間ほどたちましたが、
2人はかなりわずかに関係性が改善しつつも
ギクシャクしています。

そしてそれは仕事にまで影響しています。
Nさんの近くにいると触ってしまう。これ以上嫌われたくない
だから離れていよう。という気持ちから
最近は近づくと頭痛がすると訴えるようにもなっています。

その様ななか、NさんはNさんでHさんの状況を察してか
歩み寄ろうとしていますが、
歩み寄りに無理強いが出ないようにとても気を使っています。

これは、お互いに今までにない状況でした。
とてもつらい状況の中なんとか関係修復をしようと
お互いなりに試みているのです。

かなりストレスがたまっているでしょうが、
一方で、お互いの心の成長に繋がっているようにも見えます。
生理的に嫌な事は私たち職員もどうしようもありません。
その人だからではなく、ただ、理由も無く嫌なのです。
本人の意識や感じ方が変わる以外に方法は無いように思えます。
しかし、2人はお互いに求め合い、
なんとか折り合いをつけようと頑張っているのは確かです。
そこで私たちは、2人のなかから出てくる気持ちを
過度にストレスがたまらない環境を作る事しか出来ません。
お互いに思っている友達がほしい
相手を少しでも理解したい
という気持ちを大切にしていけたらと思い、
仲間の生きる上での困難を目の当たりにした最近の出来事でした。

追伸
陶友通信を発行しました!
15日のブログにUPしておりますので
目を通していただけると嬉しいです!!
それではまた~!!
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