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自分らしく働ける、心豊かになれる「職場」を求めて・・・ 
7月3日から昨日7月13日までの約2週間、市内の特別支援学校から高等部3年の男の子が実習に来ていました。
事前見学にやって来た時から「食品班がいい!」と希望してたようで、
それを受け入れ、自分にとっては陶友に勤めだして初の実習生フル担当^^;
障害は知的障害で、難しい漢字とかを除き識字もでき、軽くもなく重くもなくと感じる障害程度でした。

いざ実習が始まると、先輩たちの後をつけながらその場その場の動き方を覚えたり、積極的に“何をしたらいいか”と仕事を探し取り組んだり。
何よりも、先輩それぞれのいい面を取り入れて自分なりに
頑張ろうとしてる姿が印象的な学生さんです。
毎日のリヤカー行商でも、元気よくハキハキと宣伝呼び込み・接客。
食品班みんなが「今までの学生さんの中でも、すごい良い」と評価するほどの働きっぷりです。
もちろん、わずかながらに所々仲間と意見のぶつかり合いも起こったりしましたが、それも自然な流れの中での出来事で、特に問題視するような部分もなく。

実習最終日。作業が終わり、陶友みんなから「おつかれさま~!」を贈られ嬉しそう。
そしてその後、本人とお母さん、担任の先生を交えての反省会。
その席でお母さんは「個性の強さ」や「協調性」を案じられていましたが、そんなそれぞれの個性をどのように仕事に活かすか、
その道筋を立ててバックアップしていくのが私たちの役目だし、
協調性に関しても、2週間で感じとった本人の可能性を見てみれば、きっとこれから多くの人と接し揉まれていくことでもっと培われていくはず。
そうお答えすると、お母さんも少し安心されたようでした。


そして話は、卒業後の進路に・・・
先生もお母さんも、“卒業後「就労移行支援」を2年受けなければ陶友のような作業所には通えない”
(=卒業後、陶友のような作業所に直では通えず、必ず就労移行を噛まないといけない)
ことを懸念されていました。
就労移行は「一般就労」を視野に入れた支援を行うところ。
もちろん障害に応じた支援は行われるはずですが、
やはり一般企業で使えるかどうかを判定するため、それに即した訓練が基本。
2年間それに取り組み「一般就労難しい」と烙印を押した上で、その下に位置する「就労継続A型」や陶友のような「就労継続B型」という作業所に送り出す、という
“制度での「仲間の就労」の一連の流れ”。
その卒業後の2年間、私たちの作業所で働いたとして、どれだけの成長を促せるかは分かりません。
でも、少なくとも彼らを後ろ向きに・崖から突き落とすようなことは決してしません。
私たちでもこんなややこしい流れに沿って仕事を見つけないし、何より、自分に合った仕事を選ぶ自由がある。
それなのに・・・!
冷静に話を伺いながら、国のそんな疎ましい仕組みに怒りがこみ上げていました。

その後、所長からの今後卒業から就労に向けてのアドバイス。
所長が、本人とお母さん、先生の背中をポンと押しつつ、反省会は終わりました。

仲間たちにとって、やりたい仕事・行きたい職場を選ぶ自由が保障される。
今の「障壁だらけ」な障害者政策を見る限り、そんな当たり前の国を目指す道のりは、ちょっと果てしなく感じます。


仲間たちの「働く」について、こんな現状をぜひたくさんの皆さんに知っていただければと思います。
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テーマ:障害者の人権・福祉施策 - ジャンル:福祉・ボランティア

いしばし

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