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感謝の気持ちをうまく伝えたい 
今回は出勤直後、
重度の自閉症のトノさん相手にした際、
私の行動を残念に思ったことの話です。

まずは前日、
仲間トノさんのご両親が
『福岡市の障がい者プラン・差別禁止条例を考えるつどい』
に参加され陶友を訪れた際に
(トノさんのご両親はとても勉強熱心な方で
よく様々な事に当事者として参加されています)

新生児用の靴下をキーホルダー代わりにリメイクされていて
「あっという間に大きくなって使わなくなったから。
でもすてきでしょ。」
と言われながらみせていただいた際に、

「かわいい!!!とってもかわいいですね」
と連呼してしまい
ちょっとした?(かなり?)催促してしまった様で
いただける事になりました。

翌日・・・

トノさんが、出勤してきた私を見つけ
突然、「かくさん」といいながら
私ををよびとめ、

振り向くと、
再度

「かくさん」と言って
お辞儀をしながら封筒を差し出してくれました。

とっさに私は何のことか分からず、
「私にですか?」と聞くと私の目を見ながら
「かくさん!!」と言って封筒を手渡し、うけとると
ぴゅーっとその場を去っていってしまいました。

受け取った封筒の手触りでやっと靴下だと思った私は、
あわてて「トノさん。ありがとうございます。」
というと、振り返ってお辞儀をしていて、

しまった!!
トノさんには、
お礼を言ってください。
と言っていると認識されたのではないかと思い、
自分のとった行動を残念に思いました。

私は、そのときその場で
自然にでた嬉しい表情で「ありがとう」といえば、
自閉症のトノさんにも分かりやすく感謝の気持ちを表せたのに!と思い
次回はぴゅーっと去っていくトノさんを
ぴゅーっと追いかけてお礼を言えたらと思いました。
(追いかけられる事が苦手な自閉症の方もいますが、トノさんは大丈夫のようです)

その後、感謝の気持ちが伝えたくて
頂いた封筒から靴下を出してみて
「ありがとうございます。」ともう一度言ってみましたが、

トノさんの返事は、封筒を見つめながら
「いらない」と答えていました。

トノさんはその後封筒を返すと思っていたようです。

一見ちぐはぐな会話です。
意思疎通は出来ていないようにもとれそうです。
私の行動も反省する点がありました。

けれど、ベストではないにしても
障害が重く、人とのコミュニケーションが苦手なトノさんですが、
人の気持ちを読むことを周囲の暖かさによって身についているので、
少しは伝わっているはず・・と思うやり取りでもありました。

私はいつも支援という一見対等ではないように思われる
言葉で仕事をしがちです。
支援は確かにプロとして働いている中での行為ではありますが、

私たちは支援員という社会的な立場であれ、一人の人間。
仕事以上に個人として個の人間同士として
出来る限りの意思疎通をしたい、
自分の気持ちを伝えたいと思っています。

私は、特に感謝の気持ちにおいて
相手に十分に伝えられていないと苦手意識があるので、

日々、あ~こんなに嬉しかったのに
わかりにくかったかな・・・
今度はこうすればよいかもしれない・・・
と繰り返しているうちに
仕事を通して個の人間として成長していければと考えています。

今回も、コミュニケーションや、障害、支援、仕事
様々なキーワードがある出来事でしたが、
仲間と一緒に
人として少し成長できた出来事だったと思いブログに書いてみました。

毎日なにかしら私にとって刺激的な陶友の日々の中の一幕でした。
(かく)
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