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 法人研修 ~医療・福祉政策のゆくえを読む~第1回 
7月23日に法人研修~医療・福祉政策のゆくえを読む~の第1回の勉強会が行われました。

まず、2名の職員のレポート発表が行われ、法人の常任理事の方からの抗議がありました。
“レポート”と言っても、ひかり法人のレポートは少し変わっていて、「自らの生活にスポットを当てたレポートを!」というものでした。
レポーターになったあかりの職員さん、第1ひかりの職員さんの話から主に感じたのは“不安を抱えながらの生活”です。
 

(レポート)
「今の仕事に就く前は、毎日どう生活するか考える日々で、家賃の支払いが明日に迫っている。ということもありました。」と話すのは第1ひかりの職員さんです。「年越し派遣村も他人事ではない。どんなにきつい仕事でも辞められない。仕事があるだけまし」と、以前の生活を語りました。
あかりの職員さんは「夫が体を壊し仕事を辞めたが失業保険もすぐには出ず、私も産休を立っていたので、貯金を崩しながらの生活でした。」「今の仕事もきついみたいだけれど、まえよりはまだいいかも・・・」と苦しかった当時のことを語りました。



レポートを聞いて感じたことは、現在どんなに工賃や労働条件が悪い仕事でも“働ける場があるだけでも幸せ”と言われるような時代なのだということです。余裕のある国民はほんの一握りで、ほとんどの国民は“これからの将来どう生活するか”という漠然とした不安を抱えています。特に低所得者は“明日どう生きるか”です。
2つのレポートからも“儲けとして役に立たないものは社会から必要ない”“役に立たないならせめて国に迷惑はかけるな”“生活に余裕がほしいならもっと働けばいいじゃない”と言われているように感じました。


そして、問題なのは、多くの国民が「自分の生活がきついのは自分のせいだ」と思い、社会の問題としてとらえていないことだと思いました。国は“苦しいなら頑張って仕事につき働けばいいじゃない”というが、そもそも働く場がないのです。働く場がないことは個人の責任ではありません。儲けを出そう、人件費を削ろう、と国がやってきた中で生まれた問題です。しかし、“自己責任”と掲げたこの国では、“きついのは自分のせいだ”と国民も思わざるをえない状況にあるのです。



私は、福祉現場で働く職員は少なからず、上のような問題は「社会の問題」ととらえていると思っています。
福祉現場で働く職員の生活は厳しく・体力的にも大変です。しかも国からは儲けのない仕事ととらえられ、補助も少なく、職員もいっぱいいっぱいの生活をしている状態です。でも、皆自分の仕事の必要性を感じ働いているのです。
志が高い職員と言われれば聞こえはいいですが、私は、“職員も人間であり、自分たちの生活もきちんと保障されなければやりがいもなくなる”と思うのです。又、まず自分たちの生活がままならない状態で、仲間の生活支援を考えるというのもおかしいと思います。私たちは“仲間の生きる道を勝ち取る”と同時に“自分たちの生きる道”も勝ち取らなければなりません。


しかし、戦う相手は“国”です。
「知りたければ自分で調べなさい。」という社会の中で、戦うすべも知らない国民がたくさんいると思います。知らないということは絶対的に不利でそれこそ国の言いなり・思うがままです。(国としてはよけいな情報を知っている国民は少ないほうがいいという考えなのでしょう)
そして、私もそのうちの1人です。社会の仕組みを知ることが戦うすべならば、私は自分を守るすべをまったく持っていません。



 私は、この研修会は“生きるための武器を身に着ける勉強”“そのために必要な勉強の仕方”を学ぶ場所として捉えたいと思いました。

そして、
皆が人間らしく生活していける社会を目指すこと。
自分の生活を守るための勉強をすること。それは仲間の生活を守るものにつながること。
というのを考えながら、少しでも学びを進めていこうと思います。






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たなか

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