1月24日(土)今年一番の寒気で、大雪
![]() ![]() HPは → コチラ 式では、原告の平島さんの話や、リレースピーチ、弁護士からの訴訟説明、他県からのビデオ応援メッセージなど。 平島さんの話しでは、訴訟に至るまでの経緯や、働くのにお金を払うのはおかしい、工賃と利用料で残りは少なく、障害基礎年金も対象外とされているため生活は生きるのがやっと。県との懇談では「利用料です」の繰り返しで腹が立ち、家族の支えもあって訴訟に踏み切ったという・・。 そして、 「私は一人で闘うわけじゃない!!提訴して本当に良かったです。応援してくださる皆さんがいます。勇気付けてください。一緒に闘いましょう、よろしくお願いします」 。 私は胸に熱いモノがこみ上げてきました ![]() この訴訟の内容は・・・・ ●第32次国会請願署名の項目にもあるように、障害を自己責任とする「応益負担」問題。もともと所得が少ない障害者が作業所に働きに来る、居宅介護を受けるなど「(健常者と同じぐらい)人間として生きていくために」最低限必要な福祉サービス支援が「益」(ぜいたく)とされ、支給額の原則1割を利用料として払わされる。(所得保障はされないままに)。 権利や福祉はお金を払って買うもの?? ![]() ![]() ●国の全額給付を決定させる事。またそれを受ける地位(人としての資格)を認めさせる等の行政訴訟。 ●(厚労省が国会に提出したデータには間違いがあったなど・・)色々な問題を抱えたまま強行採決で法律をつくり、自己負担損害を与えた国、またその法律にのっとり負担決定をした自治体に対しての国家賠償請求(既払利用料・慰謝料)。 慰謝料は1人10万円。額が小さいという事より、まずこの法律の「非」を認めさせることに重きを置いている。 ●障害者権利条約との整合性や、憲法上の論点でも、13条(個人の尊重・幸福追求)、14条(法の下の平等)、25条(生存権)を侵害し、違憲だという点。 訴訟は、国に国民の声を突きつける1つの手段です。(第32次国会請願署名にしてもそうです。)人間らしく生きる事を改めて考え、今後の日本の福祉のあり方を問うものだと思います。医療や保育、生活保護など、その他の福祉(社会保障)切り下げと根っこは1つです ![]() 障害者・健常者など関係なく生活者として、いち国民として、同じ人間として皆さんにもよく考えて欲しいと思います。一人一人の力は微力でも、決して無力じゃありません ![]() ![]() PS: 全国に先駆けて22日、滋賀県の大津地裁で第1回口頭弁論が始まりました。次いで、福岡地裁でも1月30日・13時10分に始まります。近くの皆さん、ぜひ傍聴にきて励まし・支援の声を・・・!! どうぞ応援よろしくお願い致します。 (栗毛野 卓)
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