障害者自立支援法が施行されて2年半がすぎました。来年は、この法の規定に基づき【3年後の見直し】が行われる年です。政府は通常国会に改正案を提出するとしていますが、これまでの多くの矛盾や仲間、家族、職員、施設の実態を考えると、部分的な措置では根本的な見直しになり得ないのは明らかです
![]() これまで、何回も訴えてきた応益負担制度の撤廃。1割であっても、障害者が「生きる」ために最低限必要なサービスを「益」とし、障害を本人や家族の責任に帰する国の障害自己責任論は認めるわけにはいきません ![]() ![]() 小規模作業所問題もあります。長年色んな障害のある仲間の働く場、発達や人権を保障し、そして行き場の無い仲間たちの受け皿になってきました。しかし、多くの都道府県で補助金の廃止、または廃止が検討されていて、閉所に追い込まれる所も出てきています。早急な対策が求められています ![]() また、報酬単価の引き下げにより事業所の運営は悪化し、職員の非正規・パート化など労働条件の切り下げを余儀なくされ、職員も安心して働ける環境にありません。人材不足が深刻な問題です。 さて、12月10日には通常国会に上程する政府の「改正」(案)がほぼまとまりました。 中身は応益負担継続、報酬の日払い方式、事業体系は今の体系を前提として必要な見直しを(部分的に)していく。仲間の実態や願いとはかけ離れ、社会環境は整備されないままの一般就労第一主義や訓練主義。所得保障においては年金社会保障制度全般の見直しに関する議論との『整合性』が必要で、これらを踏まえ検討。(生活保護よりも低く、その上に応益負担・・整合性? ![]() 最近よくニュースに取り上げられる派遣労働者の首切り問題や不景気、貧困問題。私自身かなりの憤りを感じますが、根っこは障害者問題も一緒だと思います ![]() みんな贅沢がしたいんじゃ無いんです ![]() 国民の皆さんもっと怒りましょうよ!自分たちの事と繋がってるんです。諦めず声をあげ、自分なりに動きましょう!宜しくお願い致します。 署名は年齢・国籍は問いません。取り組みは4月いっぱい運動します。そして、5月には東京に請願団をつくり、国会議員の方々を訪問し手渡してきます ![]() (栗毛野 卓)
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