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先日、午後から仲間2人と商品作りのための材料を買いに、手工芸品店へ車で行く。
しばらくして、助手席の聴覚に障がいのある女性仲間からの質問。 「仕事、慣れた?」 (遅ればせながら、実は私は陶友へ来てまだ2か月の新人職員。ごあいさつが遅くなり申し訳ございません。) 「そうですね、よ・う・や・く・慣・れ・ま・し・た」 「見てて、すごく楽しそうに仕事してる」 「わ・か・り・ま・す・か?」 「うん、楽しそう」 「〇〇さんは、ど・う・で・す・か?」 「うん、私もだいぶ慣れたぁ。最初、移って心配なこともあったけど・・・・・楽しいよ」 (彼女は数か月前に、所属班が変更。) そう話す仲間の横顔が少し気になる。 私に宛てた仲間からの『楽しそう』という言葉が、その後も頭の中で繰り返され、 その日は、うれしくもあり何だか複雑な気持ちで眠られない夜になった。 私は仲間から自分を知る機会を得、さらに元気ももらう。 さて、仲間はどうだろう?もう少し彼女とゆっくり話ができるよう販売会に誘ってみよう。 ![]() |
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昨日は仲間2人と近所のお寺のバザーへ参加。
陶芸品と紙すき商品を抱え、お天気具合と当日のマラソン大会の交通規制が気になるなる中、 無事リヤカーで運び込むことができた。 ![]() お昼すぎたころ、陶友の「そばちょこ」を既にお持ちのお客さまが立ち寄ってくださった。 「これ(そばちょこを手にして)、使っているわよ。しっかり作っているわよね~。」 仲間「うん。俺が作ったちゃん。それ良かよ。茶碗蒸しもいいよ。」 「あっ、そうか~茶碗蒸しね~。いいこと聞いた。ありがとう。作ってみるわ~。じゃっ、今日はこの絵柄もらうね。」 自身の作品を、また違った使用で提案する販売方法がとにかく自然で嫌味がなく、そばでみていた私は、なんともすうっと新しい風に吹かれたようなすがすがしい気持ちになった。ありがとう、仲間たち。 ![]() |
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仲間を知るには彼の今だけ見るのではなく、彼をその歴史の中で見ることが大事です。 ・・・・心まで壊し、さまよった挙句、「福祉」を頼ってきたタッチン。 入所当初は、目を合わせることも出来ず、話もしなかった。 数ヶ月して転機が訪れた、それはほんの小さなきっかけだった。 重い荷物をもてない女子職員が、タッチンに「そこにある荷物を運んで下さい」とたのんだ。返事もせず、それでも彼は、ひょいと持ち上げ運んだ。 「ああ、やっぱりタッチンは男やね。力がある。ありがとう。」と職員が言ったその時である。 タッチンは初めて、職員の顔を見て言った。 「そっ、そう!そういうことオレにを言って欲しいとよ!ちゃんとね!」と一言。 一年目の若い女子職員は、その一言を聞き逃さなかった。「認めて欲しかったんやね。」 痛いほどに、黙りこくってしまいたいほど、そして心が壊れるほどに、・・・自分の事を認めて欲しかったのだ。 みんな、誰かの役に立つ存在でありたい、誰かに喜ばれる存在でありたいと思う。 働く存在とはその思いを表現する存在なのだと思う。 ・・・そして、実習日誌の書き方についていえば、 、一般的に「認められることによって、落ち着いてきました」ではなく、その決定的な事実、本質を示すその事実を書くこと。 自分や、分かる人だけが分かる文章じゃなく、第三者が見てもわかるような記録の書き方を身に着けなければなりません。 下のリンク先のブログを読んでください。 |
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