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きょうされん九州ブロックin長崎大会 ① 
(大会より日が経ち曖昧な部分もありますがお許しください。また長くなりましたので分科会報告と分けてアップします。)

●開会全体会
 今年の九ブロは長崎で開催され、とても“長崎らしい”大会となりました。開催された2月9・10日は長崎ランタンフェスティバルに合わせて組まれており、開会式ではランタンフェスティバルでも行われる龍踊り(じゃおどり)が地元の高校生によって披露されました。街を見てもランタンフェスティバル一色に染まっていて、長崎の文化を感じることができました。また、開会全体会では被ばくを経験している長崎が「平和な社会の実現に向けて」をテーマの元、2つの特別講演で長崎開催をアピールしました。

〈高校生平和大使活動報告〉
高校生平和大使は、16年前に核兵器廃絶を長崎から訴えるため国連に二名の高校生を派遣したことに始まりました。それ以来、毎年国連を訪ねて核兵器廃絶を訴えるとともに、13年前からは一万人署名にも取り組み始めたのでした。そして現在では、国連に提出した核兵器廃絶を訴える署名の累計数が100万筆に迫ろうとしており、この活動は世界各地の高校生をも巻き込み発展しています。
高校生平和大使には『微力だけど無力ではない』という合言葉があります。これまでの活動を通して、継続は力、微力だけど無力ではないということを学んだそうです。この言葉は障害福祉分野にも共通して言えると思います。私たちの福祉制度や法律の改正を目指す運動も何十年も継続して取り組んでいます。なかなか劇的な  を勝ち取ることは難しいですが、無力ではないことを証明してきています。私も高校生平和大使と共に「微力だけど無力ではない」という思いを持ちながら活動していきたいと感じました。
 
〈特別講演〉
きょうされん常任理事による特別講演では「みんなが幸せになるために」というテーマの元、私たちに求められる課題と役割についてお話頂きました。
かつてスイスに、カール・グスタフ・ユングという精神科医・心理学者がいたそうです。このユングは人としての幸せについて「5つの条件」を挙げています。以下の5つです。
① 心も身体も、ともに健康であること
② 自分で「程よいと思うぐらいのお金」をもっていること
③ 美しいことを知る力や、感動する力があること
④ 人間関係がゆたかであること
⑤ 朝起きたとき「やるべき仕事」があること
  
   では、障害のある人はこの5つの条件を満たしているのでしょうか。これを切り口に講演はすすめられました。(一つひとつの検証は長くなりますのでここでは控えます。)私は障害の有無に関わらずこの条件を満たしている人はとても少ないように思いました。
いったいどうすればこの条件を満たすことができるのか。障害のある人にとって5つの条件を個人で満たすことはとても難しいことです。この条件を満たせない人は自己責任と言って知らんぷりするのではなく、より多くの人が条件を満たせるような社会にするためには何が必要か。そんな社会を作るには政治に関心を持つことが大切だとお話されました。国民一人ひとりが政治に対する意識を高め、国の動向をしっかり監視することで変わっていきます。昨年に行われた選挙では、過去最低の投票率に反して、過去最高の白票や無効票の投票数でした。国民一人ひとりが意識を高め政治に参加することができれば、現状を変えることができると。
障害者総合支援法に対しても同じことが言えます。当事者や関係者だけではなく、より多くの人を巻き込み運動することで福祉関係者の願いである骨格提言の実現に近づくことができるのです。それが実現できたとき、幸せになるための5つの条件を満たすことができるのだと思います。講演を聞き、それこそが私たち福祉に携わるものの一つの課題であり役割であると再認識しました。



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じきょう

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