陶友祭準備で忙しい中、
いつもは仲間の仕事なのですが、 人手が足りずに、 コロッケの材料を肉屋さんに買いにいって来ました するとそこにも ばっちり陶友祭のポスターが貼ってあった時の事です。 肉屋さんに 「ポスターもご協力いただいて いつもありがとうございます。」 というと、 「一等目立つところに貼ってあるやろ~? 実はあそこはうちのスペースじゃないばってん、 目立つけん特別に頼んではってもらっとぉとよ~」 との事でした。 今まで毎年同じところに貼ってあったのですが、 わざわざ陶友のために 一番目立つ場所をと考えて下さっての事を 3年目にして始めて知り とても嬉しくなりました。 そうやって地域の人々が簡単にできることだけではなく 手間をかけてでも、もう少しやれる事はないだろうか? と考えながら支えてくださっていると改めて知り、 より、地域の力を感じたり、その大切さを知ったり 唐人町の事がもっと好きになる出来事でした。 そんな皆さんの支えを力に 陶友祭に向けて頑張っていますので 12月8・9日の陶友祭にぜひお越し下さい。 とびっきりの笑顔でお待ちしております。 スポンサーサイト
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今日から焼いも販売が始まりました!
色々事情があって久しぶりに陶友の給料を手にした 新人あっくん。 早速、焼き芋を購入。 勿論代金は10月分のお給料から それをみた私が、 「もしかしてそのお芋お母さんにお土産?」 と聞くと満面の笑顔で 「はい!」 その素敵な笑顔と優しさから 「いいね!素敵。なんて親孝行な息子なんですか~。 私がお母さんだったらめちゃくちゃ嬉しい!!」 と言うと、「えへへ♪」と返事。 それをきいていたほかの仲間が 『素敵?お肉!!!すて~き~(ステーキ)♪』 と歌いだしあっくんは、上機嫌で 「ちがうよぉお母さんにお土産だもん♪」 と言いながら少し誇らしげに答えていました。 焼いもを焼く人も 売る人も 買う人も (早速数人の仲間や職員が待ちに待ってて購入しました) 張り切る陶友の仲間達です。 毎年好評の種子島産安納芋の焼いも 今シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。 |
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今朝、私が食品班の店内で調理作業をしていると、
開店直後に2人の男性がお店に。 「あのー、すみません。」 「背の高い、リュックと帽子を被った男性ってこちらの方ですか!?」 とちょっと困った様子な感じで尋ねてきました。 ちょうどトノと仲間1人が同時に出勤してきたので、「誰だ?どっちだ?」と考えましたが、「背が高い」と聞き、多分トノかな?!と推測。 しかしその後、男性の1人が「200円を急に差し出されて・・・」と 手に握っていたのは50円玉4枚・・・ その瞬間、その場にいた私と仲間たちは 「あっ、トノだ・・・笑」 と察しました。 (具体的には、陶友近隣の駐車場の敷地で作業中、トノがその敷地にふらっと立ち入り、その際男性がトノを駐車場利用者と思い違って「車出されますか?」と尋ねたそうです。 すると、トノからいきなり50円玉4枚を差し出され受け取ってしまった、ということです。) 自閉症でもあるトノは、細かい小銭を財布に保持しておくのが、どうも心理的にもイヤなようで。 (私たちにも、そういう時ありますよね?) 通勤途中のコンビニの店員さんや職員によく、 「1000円!」 と言って100円玉10枚を持って両替を求めたり、貯まった10円に関しては両替をせずに、何気なくそのまま人に渡したり。 (陶友の中では、一先ずは預かっていますが^^;) たまたまトノの通勤道中で関わった男性2人は、 なぜ受け取ることになったか分からない200円の小額を すぐに立ち去ったトノの後姿を追っかけ届けてきてくれたのです。 私からも「本当にありがとうございます!」とお礼を伝えました。 トノの、色んな人に分け隔てなく関わっていく姿を想像し、 (相手方も、きっとたじろいだだろうと安易に思い浮かべながら・・・) でもそれ以上に、地域にいる人が関わり(今回で言えば、お金を通した「繋がり」)を持ってくれたことに嬉しみを覚えました。 ひょんなことですが「持ちつ持たれつ」を感じ、 朗らかな気持ちになった、朝の出来事でした。 |
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「なんだか、だんだんワクワクしてくる!」
きのう日曜、西日本短大二丈キャンパスでの販売会に向かう 道中の車内での、フミさんの一言です。 ここ3週間ほど週末に立て続けのバザー出店。 毎週連続は忙しいですが、これも「陶友とそこに働く仲間」の姿を 知ってもらう絶好の機会です。 その3週すべてのバザーを担当した一人、フミさん。 耳が不自由な彼女は耳からの情報が捉えづらいために、 「どう思われてるのか」「何か言われてはいないか」・・・ と深く思い込み、悩みをどんどん深めてしまう面があり、 これが彼女の生き辛さの一因となっています。 そんな彼女にとって、週末の「働きを知ってもらう、交流の場」は、 作業所や家庭の外という普段と違う環境であり、彼女を心機一転する イベントの一つ。 先週には、近隣の障害者就労支援施設のお祭りへの出店にも参加し、 ひっきりなしに訪れるお客さんにも疲れを見せず、笑顔と明るい 声色でしっかりと接客に励んでいました。 終わると「ほんとに楽しかったー!」とニコニコしコメント。 先々週には、売れ残りそうな食品班の商品を、 張り切って行商してまわる姿も。 昨日も午後からあいにくの天気でも訪れるお客さんはたくさん。 「(箸置き)かわいいー」「おいしそー」という反応一つ一つをしっかり 受取り、お客さんへ丁寧に返していました。 目の前で自分たちが作った作品が売れていくのもそうでしょう。 でも、フミさんは作品を通してお客さんとの関わり・交流を、 心から楽しんでいる。 3週とも販売会で彼女と共に仕事をし、自分はそう捉えました。 彼女にとって・仲間にとって、作品を生み出すのと同じくらい、 販売の仕事は心を満たし誇りを持てる仕事なんです。 食品班での日々のリヤカー販売とはまた一味違った 「販売の醍醐味」を、フミさんを通して感じました。 |
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