今回、仲間がなかなか自分の言葉でクラブの楽しさを伝えられないのがもったいないなあ!と
番外編クラブ版プチ通信をだしました。 保護者向けの内容なので、 かなり内容が身内的な表現になっていて、会話中心ですが、 複数の親御さんが自分の子ども以外も 楽しいという気持ちを どのような表現をしているかも知ってほしく 出来る限り忠実に再現しています。 仲間によると、それを通して家でもクラブの話になったそうで、 目的達成!嬉しかったです。 書いたかいがありました! 重度の自閉症の仲間Iさんのお父さんは、 わざわざ交換ノートに感想まで書いて下さいました。 ※Iさんはコミュニケーションに困難があるため、 必要な情報を支援員・親間でノートでやり取りしています。 はじめはその仲間の為の番外編通信でしたが、 書けば書くほど自分が楽しくなり、 次回はあれしたい!これしたい! とどんどんアイディアがでてきました。 ↓↓↓ 2012.05.26 チャレンジ班クラブ通信 ~宮地嶽神社~ 担当かく 内容:宮地嶽神社で菖蒲祭りにて写真撮影と、 ファミリーレストランガストで食事 メンバー:K(女性)・A(女性)・A(男性)・K(男性)・I(男性) 支援員 かく ボランティア学生(男性) 9時00陶友集合 かく運転の車で、宮地嶽神社へ 途中トライアルでトイレ休憩 カメラ購入。 宮地嶽神社到着! 長い階段を目の前に・・・ K男・「階段が~。」少しうんざり A女・あんまり離れないで下さいいね~ と言っている途中で話も聞かずに一番上までダッシュ! 「こっちよ~こっち!」と30才超えているとは思えない足取り。 みんなで参拝 景気良くみんな100円のお賽銭を入れようとするので 予算上あわててとめる(かく) かくの財布から10円ずつ出し渡す。 (後で仲間から回収) 投げ方は全員がチャリ~ン。なんて様子ではなく 「エイッ!」と勢い良く投げ込む・・・ 神様すみません!気づいた時には手遅れでした(TT) 今度正しい参拝にチャレンジします!! A男・早速写真を撮り始める。 フラッシュが4mまでしか届かないのを気にして、 ここ4m以上あるかいな?と繰り返しつつ真剣 I男・マイペースにうろうろ。 遠くに行くも呼ぶとすぐ戻ってくるを繰り返し自由に散策。 何度声をかけても鞄に入っているらしいカメラはかたくなに出さず、 人の(主にA男)撮影にフレームイン。 K女・若いボランティアにかっこいい! と言いながら(実際好青年だった) 木漏れ日などを撮影する。(木漏れ日なんてお洒落~。) 他にそんな撮影をする仲間はいませんでした。 K男・これ(カメラ)買ってきた。とるけん!と張り切る。 (階段登りきったらすぐに元気に!) 今度は池に投げこむ! 敷地内の池で今度は105円 かくのポケットマネーで購入(笑)した 鯉の餌を池に向かって全員で投げまくる! そして餌に突進してくる鯉に大騒ぎしつつ 我に返ってあわてて撮影を始める仲間達。 撮影したい!という気持ちは珍しく仲間を本筋へ戻していて 滅多に無い事で少し笑ってしまうかく (仕事もそうだといいのですが・・・) そして帰りに名物のお餅を一人半分ずつ食べる(昼食前だったので) いざガストへ! ガスト到着後、 仲間はあまりのメニューの多さに悩む中、 I男さんは「ラーメン!カクサン!ショウユラーメン!」悩みません。 A男・俺この辛いの! (チゲ鍋)俺辛いの好きっちゃんね~。 うお。どーしよ。たりんけんご飯! 辛いのには、ごはんよねえ?ねえそうよねえ? K男・どれにいしょうかな~う~ん。 これ多いけんこれにしようかなあう~ん。 (ミックスグリルかなりのボリューム) I男・5分弱でお目当てのとんこつしょうゆラーメン完食。 ドリンクバーのコーラへ。 K女・どれにしようかな~いつもこれ食べてるけど・・・ あ~ハンバーグもいいねえ。うん。うーんなやむー(カルボナーラ) A女・うわーどうしよう。 あたまがごちゃごちゃしてきた~。 どれにしたらいいかいな~。 一番長く悩み・・・ (えびグラタン・サラダ・コーンスープ) 食べながら・あのね~おかーさんがこれよくつくってくれるけん好きとー。 その後、ドリンクバーへ それぞれに、何を飲むか悩み、 「何杯でものんでいいと?」 「いいですよ~帰りもらさん程度なら(かく)」「もらさんし~」 「これもこれものんでいいと?」 「もうおなかいっぱいで飲めん!」などなど・・・ 帰りの車中 「月曜日、みんなに話さないかんけん、何が楽しかったか考えとってくださいね~(かく)」 「あははは!全部~!!」 「またきたいね~」 「今度は、海とか撮りたいね」 I男・「鼻歌」 「I男も楽しいってよ!」 (仲間がIさんの気持ちを代弁) A4サイズの紙にに収まらない 楽しいクラブとなりました。 勿論、私もボランティアさんもです! それではまた次回のクラブで! と書きました。 本当に次回のクラブが楽しみです。 文章では伝えられない楽しさと、 仲間を通して自分を知ることが出来ます。 そんなクラブ(余暇支援) よろしければ皆さんも参加してみませんか? 興味をもたれた方は、 ぜひ陶友までお問い合わせください。 日付は主に第3・4土曜日になっています(行事によって変動があります) それではまた次回のクラブ通信で! |
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先づは障害者者総合支援法をめぐる国会情勢から。
参院では問責決議後審議がストップ、衆院では「一体改革」の集中審議・・・、衆院を通過した「障害者総合支援法案」の参院審議は見通しが立っていません。 雨の日も風の日も…13日間にわたる国会行動に全国から2070名 この間「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」は、「国は基本合意・骨格提言を無視するな!」と、連続13日にわたって国会行動を行ってきました。13日目の路上集会には300名、この間のべ3000名をこえる障害者・関係がが全国から駆けつけ、雨の日も風の日も日差しの暑い日も「総合支援法は断じて認められない」と訴え、国会での徹底審議を求めました。 昨日5月16日(水)には、「基本合意守れ!骨格提言尊重せよ!私たちはまけない!」を合言葉に「国は基本合意・骨格提言を無視するな!全国一斉集会」が開かれ、東京集会に600名、大阪集会に250名、広島集会に170名が参加。連帯した10日の兵庫集会800名、13日愛知集会150名、15日岡山集会100名とあわせると2070名が結集しました。 東京集会の共同アピールを紹介します。 国による訴訟上の「基本合意」無視という前代未聞の重大事態! ここには多くの訴訟団が共催で名を連ねています。それは、「国は基本合意・骨格提言を無視するな!」という運動の本質的な問題を共有するからです。 つまり、国が訴訟上の「基本合意」を無視するということは法治国家として許されないことであり、すべての政策形成訴訟(個々の被害者の救済にとどまらず、国の政策転換を目的として提起される集団訴訟)への重大な挑戦に他ならないからです。 「めざす会」のメールニュースより以下紹介します。 (動画は、これだけはぜひというものを張り付けましたが、その他も生の声を、是非リンク先でご覧ください)
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去る 5月10日11:00より、
私たち陶友や同法人施設の第1ひかり作業所、 第2ひかり共同作業所、あかり作業所、かしはらホームの 法人内障害者施設5か所の仲間・職員計25名が集まり、 西新プラリバ前周辺で街頭署名募金活動を行いました。 去年同時期の西新街頭署名に比べると、 人通りは7割ほど・・・ ちょっとの寂しさと先行きの不安を感じながら、 早速署名活動を開始。 仲間たちは、募金箱にメガホン、 そして「障害者自立支援法」の下での辛い生活の中で 各々に国に・社会に訴えたいこと、 「あんしんしてはたらきたい」 (「働く場=福祉サービス(益)の利用」と捉える 同法の応益負担があるから、好きな作業場でも通えない・ 働けない・・・との思いより) 「障害者も健常者も、同じ人間。 差別しないでほしい。」 (健常者ならトイレにも家事にもモノの視聴にも お金なんてかからないのに、障害者は障害ゆえに それらを援助する活動を使うだけでお金を取られる。 それはおかしい!との思いより) 等々、それぞれ自身で書いたプラカードを持ち 陶友みなでひと際目立つ黄色一色の“陶友元気”Tシャツを着て、 街ゆく人々に署名・募金活動への理解と協力を求めました。 「私たちは、障害者作業所で働く者です。 現在の政権によって、この国の社会保障や福祉は 大きく改悪されようとしています。 高齢者分野や保育分野も、その例外ではありません。 この国の福祉を今よりももっと悪くしないために、 この国の福祉を守り全ての皆が 生きやすい社会を早く実現するためにも、 今回私たちが取り組んでいるこの署名には 大きな意味があります。 皆さまぜひ、日本の福祉を守る今回のこの署名に ご協力をよろしくお願いします。」 (きょうされんが取り組むこれまでの署名の内容や本旨とは 異なる部分があるかもしれませんが・・・) 街ゆく人々に分かりやすく、障害分野はもとより 決して関係なくはない高齢分野や保育分野も含む 福祉分野全体が置かれている現状・動向を伝え、 理解や共感を得てもらうには・・・ そう思いながら考えた、私の言葉です。 各所仲間・職員で拡声器を使いながら それぞれの思いを訴えていき、 その成果もあって12時を過ぎると 署名・募金に協力してくれる方も徐々に増えていき・・・ 12:30活動終了時の結果 署名:45筆 募金:約11,500円 でした♪ 署名・募金の数の多さももちろん重要ですが、 いかに周りの人々に・社会に訴え知ってもらい 共感と連帯を広めていけるか。こちらもとても大事です。 多くの人がそれぞれに生きにくさを感じ出しているここ最近、 より多くの人々に共感をしてもらえたのではないか、と、 わずか1時間半ほどの活動でしたが 確かな手ごたえを感じています。 「仲間たちが生きやすい社会は、 私たちにとっても生きやすい社会」を目指して、 これからもこのような機会はもちろん、 この場にいる皆さんとのつながりや出会いのきっかけを通して 共感と連帯を強める運動に尽力したいと思います。 テーマ:障害者の人権・福祉施策 - ジャンル:福祉・ボランティア |
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先日、国会請願行動で永田町の衆参両議院会館に行ってきました。
この頃は、骨格提言をまったく反映していない“障害者総合支援法”が衆議院で可決され、次は参議院という場面での行動でした。議員会館に到着すると全国から200~300名程の作業者職員や仲間たちが、この活動に集っていました。残念ながら飛行機の関係で決起集会には参加できませんでしたが、会場は熱気ムンムンでした。 私が到着して間もなく議員回りを開始しました。福岡と沖縄でチームを作り、党は関係なく両県選出の議員を訪ねて行きました。正直なところ、初めのほうは議員会館の厳重なセキュリティーやテレビで馴染みのある政治家の方をまじかで目撃することで緊張がピークに達し、完全に雰囲気に吞まれていました。 そんな中、一人目の議員を訪問しました。紹介議員のお願いや実際に困っていること、そして骨格提言を踏まえた新法を実現して頂くよう要望しました。この議員には残念ながら紹介議員を断られ、署名も受け取って頂くことはできませんでした。この方とのやり取りの中で、自分の想いも発言させてもらいました。時間は短かったですが、自分の気持ちを発言したことで緊張も解くことができました。 しかし、今回の請願行動に九州からの参加が少なく、時間内に回ることが難しかったので福岡・沖縄チームをさらに2チームに分けて行動することになりました。私は沖縄から初参加の方と二人で回ることになりました。お互いに初めての請願行動だったので、二人目からは試行錯誤での議員回りでした。 紹介議員のお願い、署名渡し、自分たちの願いを伝える、言葉足らずでうまく伝えられたか分かりませんが、精一杯お話させて頂きました。実際に署名を手渡しする際には、たくさんの人たちの願いをしっかり届けることの重みと責任を感じました。 それに対して議員の方々の対応は様々でした。しっかり耳を傾け自身の考えも話してくれる、さらに署名を受け取り紹介議員になってくれる議員。一応の話は聞くが署名の受け取りなどは拒否する議員。秘書対応だけの議員。お忙しいのは重々承知ですが、秘書対応には寂しさや憤りを感じました。 今回の請願行動を通して、更に更に骨格提言が盛り込まれた“総合福祉法”を実現しなければいけない。そして、その実現に向けてたくさんの仲間がいることを確認することができて心強かったです。署名や沖縄県議会からの意見書を通して、多くの方の願いと闘う姿を見ることができたからです。それと同時に議員の方々の対応や話を聞いて、“総合福祉法”への道はとても険しいことがヒシヒシと伝わってきました。国会請願行動によってどれだけ違いが生まれるのか分かりませんし、国会請願行動をしたからもう全てが終わりではないと思います。最後まで諦めず活動することを考えていけたらと思います。 《街頭署名活動》 上からの流れで告知をします。今週の10日に・・・と言いますか明後日の木曜日に「ひかり福祉会街頭署名活動」を行います。ありがたいことに、たくさんの方にこれまで署名にご協力して頂いています。もしまだ署名をしていない方がいらしたら是非ご協力をお願い致します。より多くの方にこの運動を知ってもらうきっかけにしていきたいです。もちろん陶友も参加しますのでよろしくお願い致します。 ・ 場所・・・西新プラリバ前 ・ 時間・・・11:30~12:30 ・ 雨天時予備日・・・11日 金曜日 |
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