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北風と太陽?仕事と仲間の関係 
残暑おみましもうしあげます。
皆様、猛暑の中いかがお過ごしでしょうか?

今日も食品班は
リヤカー販売に出かけています。

その様な中
今日は何故か風邪でもないのに
鼻をスポンジで覆う
大きなマスクをしてリヤカーにでかけたNさん

今の今まで
大きな声で、
がははと笑っていたNさん

リヤカーに出かけようとすると
突然マスクをし始めました。

Nさんは人前で話すのが苦手
でもリヤカーで人と関わる事が大好き

時々苦手
とっても好き

という忙しい精神状態の仲間です。

出かけてしまえば
楽しいのですが
その緊張からいつも始めは逃げ腰。

ほぼ毎朝
なだめすかしてリヤカーに送り出しています。

今日はマスクをしながら
突然の演技

N「げほごほ。ケホケホ。ほこりがすごいからマスクしなさいって」
かく「え?誰に言われたんですか?おいしゃさん?」

と少し意地悪な質問。

すると
N「えーーーっと。私」

かく「言われてないじゃないですか。そういう時は、私がしたい!ですよ~。」

というと
N「わたしがしたいと・・・」

かく「そうそう。自分がしたいですよ。その調子。
   でも、今日はダメ。
お客さんがNさんの顔見れないし、
さっきまでがはがは笑っていたじゃないですか。
今日はほこりもないみたいよ?」

と話すと

・・・

まあいいか、まずは出れた事を評価しよう。

どうせ、楽しくて、暑くて、そのうち自分ではずすだろう
と様子を見る事に。

すると1軒目のお客さんにいきなり
「どうしたと?そのマスク?あつかろーもん?」
と言われ

モジモジし始めるNさん
しかし仕事は頑張ります。

計算が終わって
「280円です」と言った後。

ここだ!と思って
「Nさんお客さんが聞き取りにくいですよ。話すときは、マスクはずさなきゃ!」

と言うと、
すんなりはずし
「280円です!」とはっきり口に出していて。

お客さんもそれをみて笑顔。

心の中で
「よっしゃー!大成功!むふふ。そうだとおもった~。リヤカー販売好きだからな~」

と思っていると、
接客が終わるとまたいそいそとマスクをつけるNさん

そこでもう一度、
「マスクいらないみたいですね~?」
と言ってみましたが
マスクをつけたまま次の常連さんのお宅へ・・・

しかし
お客さんとの関わりは次々と来る為
3軒目には
マスクをポケットにしまいこんでいました。

私は背中を押そうと頑張りますが、
仕事がNさんを導いてくれます。

Nさんは支援員になんと言われても
マスクははずせないのですが、
仕事に必要だから、邪魔だから、集中しているからと
はずれたマスク。

そこに、仲間たちが労働を通して自分がどう動くか、
どう動きたいか
引き出されていくのだと思います。

ちなみに、マスクの意味は、
「私、風邪引いていて、のどが変だからお客さんに声掛けできないの」
と自分を正当化したいがゆえのメッセージ。
言葉にできないけど

しなきゃいけないけど

できないという行動の現われ

それは一見、仕事だから当然や、
やるべきだととらえられるかもしれません。

しかし、Nさんは
声をださなきゃいけないぞ!とわかっていて
それができていない状態。

私は、
仕事をこなすよりも、
まずはわかっている事を評価し
どのようにそれを引き出していくかが
私たち支援員の仕事だとおもっています。

それを引き出すのは
お客さんの笑顔や売上や
私の一押しの声掛けや
ガミガミという小言(笑)
あとはタイミング。

仕事による充実感が
今日はNさんから
あっという間にマスクを取ってしまいました。

勿障害をもっている仲間の行動には
とてもムラがあるので今回はそういう結果になりましたが、
次回また出来るとは限りません。

しかし、
働く充実感が、そのムラを減らしているのは事実です。

これからも、Nさんは仕事を通して
自分のしなければならないと思う気持ちを
少しずつ実行にうつしていくのだろうな。

そうする為にどうすればよいかと考え、
そう考え実行する事が、
結果は様々だけれど、
私の仕事の充実感なのだろうと思う出来事でした。

★★★★★★

ところで話は変わりますが、
今日は、陶芸・紙すき班は
仲間数名と北九州まで納品に出かけています。

仲間は少し遠足気分でワクワク
職員は新商品の反応がどうなのか
ドキドキしながら出かけていたようです。

昨日職員は、仲間が帰った後、
ああでもないこうでもない
こうしたら仲間の作品をうまくプロデュースできるのではないかと
あれこれ楽しそうに準備しておりました。

客観的に、
やらされている仕事ではなく
やりたい仕事をしている同僚にうれしくなりつつ

明日は、きょうされんの学習会。

相変わらず日々楽しくも忙しく充実した陶友の人々なのでした。

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かく

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