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「予防医療」実現できてるの・・・?? 
以前にも書いたのですが、
私はⅠ型糖尿病(インスリン依存型糖尿病)という病気に罹っています。
発症したときからいわゆる末期の糖尿病の状態なので、最初から自己注射、
自己血糖測定・管理をし、それを続けて14年ちかく経ちます。
(生活習慣から罹る人はだいたい、初期や急性期から(無投薬)→(経口薬)→
(自己注射)というように、重症化するごとに治療内容が変わっていきます)

とくに自己血糖測定は、食前食後と就寝前にするのが好ましく、
意識が無くなってしまう「低血糖・高血糖」状態を避けるためにも、できるだけ
測って把握し、安心して仕事ができるように心がけています。

最近では、ちょっと血糖値が気になりだした所長の血糖も、何度か測ってます。
(保健師さんみたい?笑)


私の病気は、国により小児慢性疾患に指定されていて
本人がいる世帯の収入に応じて、公費負担により医療費の全額免除か
一部自己負担で、通院(入院)治療を受けられます。(応能負担)

しかし、これが少しネックなんです・・・
“小児”と付いてることもあってか、
公費負担は20歳になる誕生日までで打ち切り

(こうなる以前は、18歳になる誕生日まででした。私が19になる直前、
私の知らない間に20歳までの公費負担の延長が決定・施行されました。)

“18歳まで”の時期は、当時定時制の高校に通いながらバイトをし、
延長決定が決まる約1年間、そのバイト代から病院代を払っていました。
(3割負担)

また、“20歳以降”では、私が専門学校を卒業し就職したのが23歳になった
翌年の4月なので、3年半は奨学金や訪問・ガイドヘルパーのバイト代から、
毎月医療費を捻出。
(3割負担)

そして現在、就職し被扶養者から外れ、健康保険証を新たにもらいました。
(もちろん3割負担)

1か月間、薬に少し余裕を持って体調管理をし
日々過ごすためにかかる私の医療費(診療代・薬代)は、
3割負担で1万5千円/月は確実に超えます。
糖尿病に係る医療費のみです


ただ、この病気は、現在の日本では
すい臓の臓器移植以外は完全治癒はしません・・・
しかも、聞いた話では「すい臓」の移植は拒絶反応が強いらしく・・・

(「すい臓」・・・(少し分かりやすく言うと・・・)
摂取したブドウ糖をエネルギーに変え血糖を下げるホルモンを作る臓器。
ここが侵されてホルモンが出にくくなり、
血糖が下がらず余分な糖が尿に出てくる。
これが「糖尿病」です。)


すなわち、一生付き合わなければいけない病気なのです。


先ほどお話ししたように、
小児期に罹ったこのような疾患は成人期になっても治るはずもなく、
月々確実に1万5千円はかかる医療費を(手術しない限り)一生払い続ける・・・

極端に言えば、「払えなければ死ぬしかない」
ということと同じですよね。
生活保護(医療扶助)もありますが、現役で働ける今の私には現実味がなく・・・


私に限らず皆さんもそうだと思いますが、
医療費がかかれば病院にもなかなか行きづらくなります。
(もちろんその前に、病気にさせるような現代の「会社の働かせ方」にも
問題があるものですよね・・・)
そして、必要最低限の受診しかしなくなり、重症化してから受診する羽目に。
という悪循環の繰り返しです。

また私の場合、治療に使う薬品も、
モノによってはひと月にもらえる数の上限があり、
それ以上もらえば全額負担に・・・
(例えば、自己血糖測定器用の試験紙はひと月に25枚入りを
5つまでしかもらえず、それ以上もらうと1つあたり2400円の全額負担です。
先にも書きましたが、
1日6回は血糖測定をしたいのですが、ひと月保たせるために帳尻を合わせ、
切り詰めています。)


私のような持病がある人たちや体が資本の労働者にとって、
「予防医療」なんて夢のまた夢のような現状です。
もちろん、今の医療制度や健康保険制度では、
労働者だけでなく、子ども、お年寄り、障害のある仲間たちにとっても
「健やかに生きられる国」ではないと思います。


「いまの日本には予防医療を実現する気はないのかな・・・」
「いつか、こんな『健康に生きることもできない世の中』を
何とかできないかなあ・・・」

(「所長の血糖値、下がってほしいなあ・・・」)

と、病気と向きあう日々のなか、つねづね思う石橋でした(;_;)




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テーマ:暮らし・生活 - ジャンル:ライフ

いしばし

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その場で教えてほしいのです。 
「声かけ」という指導・援助と知的障害 の続編です。

 あれはあれでいいのですが、大事なことを忘れていました。

 ほんとは、こんな時、そこに居合わせた人が、変な奴,おかしな奴と目をそらさないで、その時に注意してくれたらいいのにといつも思います。

 たとえば、電車やバスに乗る。
自閉症の人は席にこだわりがあって、我先に、あるいは無理に人を押しのけてまで席をとることがあります。ほとんどの人はしぶしぶ譲ったり、苦い顔で見逃してやります。

 相手がどういう人かわからない、注意でもしたら暴れるかもしれない、いや、危害を加えられるかも・・・、よくわからないから関ろうにも関ることができない…実情はそうではないでしょうか。

 是非、その場で一声かけてくださるようお願いします。
「そこはおばあちゃんがかけるところだから駄目ですよ」
「順番、順番ですよ」と。

そうすればその場で学ぶ機会が増え、はるかに身に付くと思うのです。
地域で社会で、そういうまなざしで受け止められたら、彼らもどんなに生きやすくなるでしょう・・・。

 トノノ場合も然り。
我々の実践としては、トノの学習を支援するだけでは片手落ちなのです。
殿をコンビニに連れて行き、頭を下げお詫びしながら、
「そんな時、こういう風に声掛けして教えてください」と、お願いに行かなきゃ。

 ICFを学び「障害は環境との相互作用の中でとらえる」ということを知っても、実践に結びつかなければ学んだことにならないのです。

 トノに働きかけるだけでなく「環境」にこそ働きかけなければ・・・!

テーマ:障害者の自立 - ジャンル:福祉・ボランティア

鬼瓦

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