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福岡ひかり福祉会 新人研修をうけて (かく) 
2010.05.08  新人研修

 先日8日に、福岡ひかり福祉会の新人職員研修に参加しました。
そこで、簡単にブログにアップしたいと思います。

まずは、近代の様な貧困がいつ始まったかを学習しました。教材は、知る楽というNHKの番組より、4回シリーズを見ました。以下が概略です。(本当に短く省略しています)

<第一回 明治の貧困と戦った男>
渋沢 栄一さんについて学びました。渋沢さんは、明治維新時に大久保利通さんに反対をされつつも、国が福祉に力を入れるべきだと活動されましたが、広く影響を与えるにいたらず、当時はやはり富国強兵の為、「人より組織、個人より国家」という時代であったことを学びました。

<第二回 「格差社会」の始まり>
草門 八十雄さんを通して格差社会について学びました。草門さんは、はじめは新聞記者として貧困の人々と関わっていましたが、更に詳しく自分の目でその問題に取り組む為に退社され、独自に出版活動などをされた方です。私は、草門さんの『(貧困は)社会的欠陥によるもので、個人の欠陥は割合に少ないのである』という言葉か強く印象に残りました。その時代は、貧民屈と呼ばれる場所で貧困者は集団で生活し、目に付きやすい状況であった。また、そこでは結核等が蔓延していたという状況であったと学びました。

<第三回 見えなくなった貧困>
第二回の時代に続いて高度成長期に突入し、一億総中流家庭を目指して余暇を楽しむという時代に突入しました。一方では、ドヤ街と呼ばれる場所で、日雇いの仕事をしながら、格安宿泊所でなんとかその日暮らしをする人が現れ、生活保護も受けられず、苦しい思いをしている人が増えたということを学びました。(生活保護は、住所が必要だが、ドヤ街の人々は住所不定の為受給資格がない)

<第四回 自己責任論の克服に向けて>
現代は、ぼろは着てても心は錦はない。まずメンタルが弱ってしまう。食料は十分にあるが、分配に問題があるという分配の問題としての貧困、また、『123号通知』と通称されている支給抑制の為、生活保護が受けられる人が激減し『貧困は自分の責任だからしょうがない』という自己責任論が広がった。と大きく近代を4つに分けて時代背景を学びました。


私の感想は、明治維新時代に、富国強兵政策を一番に考えていなければ、日本はどうなっていたのだろうか、戦争に負け、違う道をたどっていたのか、他国にまれに見られる高福祉国家になっていたのかと想像し、また、表向き豊かな経済状況になってもなお、何故貧困は減らなかったのかを深く考えるきっかけとなりました。また、高度成長期に日雇いを求めて労働者が立っていた場所に、今でも多くの人がそこで同じように仕事を求め立ち続けているという事実に驚きました。そして最も深く考えた事が、貧困は自己責任かということです。今まで私は、貧困は今まで自分には直接関係なく、あまり考えたくない部分でしたが、そういった関わらない、見て見ぬふりが今の貧困を招いていると思いました。

と、硬い文章になりましたが、

貧困問題を学習したり、仲間達の現状を通して目の当たりにしたりした事も沢山あります。

そして私が感じた事により、考える事が出来たという事を沢山の人に体験してほしい。
もっと知ってほしいと思いました。



本当に毎日楽しく充実した人生を送っている人たちが、
この様に一ヶ所に集まっている場所はそうそうない!!!

しかし、現状は労働に対する様々な問題があり
一つ一つみんなの力で解決をめざさなければならない。

と一日かけて再認識した研修でした。

社会的な問題は山積みですが、

人が人らしく生きていくこと
それを常に問題意識としてもち、
みんなで問題解決の道を模索し行動に移す。

それこそが人間らしいと思いました。
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テーマ:障害者作業所 - ジャンル:日記

かく

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