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「施設は僕たち障害者にとって、なくてはならない大切な存在なのです」 
今日は、障害者自立支援法訴訟の福岡での第1回口頭弁論があり、傍聴に行きました。
全部で何人いたのかははっきりわかりませんが、100名分の傍聴席には入りきらなかったので、抽選でした。私は運良く傍聴することができました


今日、あったのは原告側の意見陳述
(この訴訟については、クリゲノさんの前ブログ「いざ出陣!~障害者自立支援法訴訟始まる!!~」で。)


先に私の感想を。
平島さん(原告)の話を聞いて…
どこかで聞いたような、どこでも聞く話。 これは、平島さん特有のことではなく、たくさんの仲間たち(障害者)に起こっている話

赤松さん(平島さんが通っている施設の施設長)の話の中で…
行政側の「きめ細やかな軽減策を講じているので」問題ない、という言葉を聞くたびに、「本当に一人ひとりの生活を見て、そう言っているのか!?」って怒りたくなる!!

中村弁護士の話の中に…
「そもそも厚労省自らが説明した障害者自立支援法の立法目的は、一般就労に向けた自立を推進する必要があるということでした。・・・まさに、原告のような人が一般就労できるように支援するべきですが、実際には、働いて得た収入をとりあげて一般就労の意欲を奪っています。」
本当に、あべこべ!!  でも、この中村弁護士の意見陳述は説得力がありました。

静かに傍聴していなければいけないので、拍手などはできませんでした。
しかし、皆、心の中で「拍手!」だったはず。

今回は、原告側の意見陳述(つまり、裁判を起こした理由の説明ってこと?)だけでした。被告(地方自治体、国)の主張は次回かららしい。





詳しくは、「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす福岡の会」のブログにそのうちアップされると思いますので、私の印象の深かったところだけを以下にご報告します。


まずは原告(障害を持つ当事者、平島龍磨さん)の意見陳述。しっかり、はっきりと、大きな声での意見陳述でした。
「…僕の場合は現在のところ、身体障害者手帳の6級で、障害基礎年金が認められていないので、僕の収入は第2つくしの里(平島さんが働いている施設)からの月8000円~9000円の工賃と、10月から2日に1回企業実習をしている実習手当(1日2100円)です。
11月からは、企業実習の手当が出て少し生活が良くなりましたが、10月までは利用料と給食費で月8000円くらいかかると残りは1000円弱しか手元に残らず、ほとんど何も買わずにガマンの生活をしなければならなかったのです。」
「僕は今40歳ですが、36歳で難病だとわかったときはとてもショックでした。それからは、生活が大きく変わりました。
第2つくしの里に通所する以前は…人とあまりコミュニケーションをせずに引きこもりの日々を送っていたのです。それが、施設に通所してからは、他の利用者とコミュニケーションをするようになり、家族から『以前よりも明るくなったね。』と言われるようになりました。」


「また、僕は一般就労希望者なのですが、障害者になり運転免許が更新できなくなったので、ハローワークで仕事を探すにも仕事がなかなか見つかりません。…そのため、施設で一般就労に向けて企業実習をいているのですが、利用料をこの先ずっと払えるかという不安があります。さらに今後、医療費や補そう具の負担が発生して利用料が払えなくなると、施設への通所も企業実習もできなくなり、一般就労が遠のきます。
何よりも引きこもりの毎日に逆戻りです。」


次に、平島さんが通っている施設の施設長(第2つくしの里 赤松さん)の意見陳述です。
そこでは、
障害者自立支援法の原案で応益負担という考え方が示されたこと。
その中で当事者、家族が「どのくらいの負担になるのだろうか」と不安を感じ、衝撃をうけていたこと。
利用料が軽減されたが、それでも大きな負担であることに変わりはない、ということ。
また、施設にも甚大な負の影響を及ぼした、ということ。

「現行の負担制度はきめ細やかな軽減策を講じているので、既に応益負担ではなく応能負担である」という主張がありますが、とんでもありません。生きるため、社会参加するために必要不可欠な支援を「益」とみなす応益負担の骨格をしっかりと備えたまま、法の運用を変更して一時的に負担を軽減しているに過ぎないからです。


最後に応益負担の撤廃に必要なお金は320億円です。憲法に規定されている生存権、幸福追求権を保障するために十分に配慮できる、配慮すべき額です。」と。



次は、中村弁護士の意見陳述。 説得力があり、力強いものでした。
1. 障害者政策は「社会の鏡」であると言われます 障害者を暖かく見守ることのできる社会や国は、すべての人が互いに思いやりを持って豊かに暮らしていけるということです。

2.障害者自立支援法による利用料自己負担が、障害者の最低限度の生活を破壊してしまうのではないかという問題  ほとんどの障害者は障害基礎年金を受給している人でも月6万円から8万円程度で生活保護基準以下です。…障害者自立支援法は、収入に関係なく原則1割の自己負担すなわち応益負担とし、ほとんどの障害者に負担を課すことになりました。結局、障害者自立支援法は、最低限度の生活さえできなかった障害者の生活費を削り取る結果となりました。これは、国家が障害者の生活を積極的に侵害したことになり、憲法25条の生存権の自由権的側面の侵害です。

3.応益負担にしても応能負担にしても、障害者に自己負担させる根拠があるのか
障害者は、健常者と同じような日常生活を1人ですることができないので、生活するのに必要な最低限度の支援を福祉として受けなければなりません。障害者に必要な福祉に自己負担を課すのは、例えば介護を受けて呼吸すること、食事すること、排泄すること、入浴すること等に税金を課すのと同じです。これは、生存権を行使するのにお金を取ることになりますから憲法25条に違反します。また、健常者に課せられない税金を障害者に課すことは差別にあたりますから憲法14条に違反します。

4.百歩譲って障害者が自己負担をせざるを得ないとしても、福祉の量に応じた応益負担ではなく、支払いに応じた応能負担にすべきです

5.障害者自立支援法は、福祉を提供する福祉施設に対しても、単価の引き下げによって負担を課しており、その結果として福祉施設による支援の水準が低下し、障害者は十分な支援が受けられなくなります。地元の福祉施設が負担に耐え切れずに廃業してしまえば、何も支援をうけられなくなります。



最後に、全国弁護団団長の竹下弁護士。
「(裁判官に)原告が訴訟にふみきるのは大変なことです。
障害を人前にさらさなければならない。プライバシーもさらさなければならない。
それでも提訴しようと決意した原告(平島さん)。
‘人間として認めてほしい’という思いを、ぜひ受け止めて裁判を行ってほしいと思います。」





…裁判って、もっと難しい言葉ばかりが並ぶのかと思っていましたが、そうではありませんでした。私たちが普段話す言葉で説明されていました。
(あ、あと、「百歩譲って」って言葉が弁護士さんから何度も出ていて、ちょっと面白かった(笑))

次回は5月8日。(次回まで、結構日にちがあくんですね。長くなりそう…)
今日の発言への反論があるはず。一緒に傍聴しませんか?

                           (とくい)

関連記事→「いざ出陣!~障害者自立支援法訴訟始まる!!~」(工房陶友スタッフ日記)
       「福岡地方裁判所に行ってきました!!」(工房陶友スタッフ日記)
       「「障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす福岡の会」が発足。」(大脇道場!)
       「「名前はいいが、実態は真逆。」障害者自立支援法・応益負担を違憲提訴。」(大脇道場!)

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テーマ:今日書いておきたいこと - ジャンル:日記

とくい

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その制度改定、ちょっと待ったぁ! ~続報~ 
お久しぶりです。
今日は、みなさんにご報告を。

通信NO.116や、ブログ(「その制度改定、ちょっとまったぁ!」)で、福岡市の重度障害者医療費助成制度が、変わるかもしれないということを訴えていました。

簡単にいえば、重度の障害がある人の医療費は、福岡市では、無料だったわけです。
それを、一部負担がかかるように変わるかもしれない・・・・と。

今回、福岡市は医療費の助成を現状のまま続ける方針を発表しました(西日本新聞の記事はコチラ

これまで、署名をとったり、要請ハガキを送ったり、要請行動をしたり・・・・たくさんの方の努力のおかげで、「重度の人は医療費無料」という現状を維持できたのです。(ただし、所得制限を設け、5%の人は負担増。)しかも、精神障害の人も対象になるとか。
一緒に応援してくださったみなさん、ありがとうございました!


しかし!「財政負担が大きいため、経済状況や医療費の動向をみて、将来は自己負担の導入を検討したい」と福岡市は言っています。いつ、負担が出てくるかわかりません
また、私たちが今まで求めていたのは、「重度の障害者と同じように軽度の障害者も、医療費を無料にしてください!」ということです。(所得も同じように低い、軽度だからといって医療にかかることが少ないわけではない、ということから。)


これからも、一緒に動向を見守っていきましょう!
よろしくお願いします。

                                   (とくい)
とくい

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いざ出陣!~障害者自立支援法訴訟始まる!!~ 
1月24日(土)今年一番の寒気で、大雪のなか約110名が集まった障害者自立支援法訴訟勝利を目指す福岡の会」の発足式に参加してきました。


HPは → コチラ




式では、原告の平島さんの話や、リレースピーチ、弁護士からの訴訟説明、他県からのビデオ応援メッセージなど。




平島さんの話しでは、訴訟に至るまでの経緯や、働くのにお金を払うのはおかしい、工賃と利用料で残りは少なく、障害基礎年金も対象外とされているため生活は生きるのがやっと。県との懇談では「利用料です」の繰り返しで腹が立ち、家族の支えもあって訴訟に踏み切ったという・・。


そして、 「私は一人で闘うわけじゃない!!提訴して本当に良かったです。応援してくださる皆さんがいます。勇気付けてください。一緒に闘いましょう、よろしくお願いします」 。


私は胸に熱いモノがこみ上げてきました






この訴訟の内容は・・・・

第32次国会請願署名の項目にもあるように、障害を自己責任とする「応益負担」問題。もともと所得が少ない障害者が作業所に働きに来る、居宅介護を受けるなど「(健常者と同じぐらい)人間として生きていくために」最低限必要な福祉サービス支援が「益」(ぜいたく)とされ、支給額の原則1割を利用料として払わされる。(所得保障はされないままに)。

権利や福祉はお金を払って買うもの?? もはや福祉とはいえず、法律の根幹を問う点





●国の全額給付を決定させる事。またそれを受ける地位(人としての資格)を認めさせる等の行政訴訟。





●(厚労省が国会に提出したデータには間違いがあったなど・・)色々な問題を抱えたまま強行採決で法律をつくり、自己負担損害を与えた国、またその法律にのっとり負担決定をした自治体に対しての国家賠償請求(既払利用料・慰謝料)。
慰謝料は1人10万円。額が小さいという事より、まずこの法律の「非」を認めさせることに重きを置いている。





●障害者権利条約との整合性や、憲法上の論点でも、13条(個人の尊重・幸福追求)、14条(法の下の平等)、25条(生存権)を侵害し、違憲だという点。





訴訟は、国に国民の声を突きつける1つの手段です。(第32次国会請願署名にしてもそうです。)人間らしく生きる事を改めて考え、今後の日本の福祉のあり方を問うものだと思います。医療や保育、生活保護など、その他の福祉(社会保障)切り下げと根っこは1つです


障害者・健常者など関係なく生活者として、いち国民として、同じ人間として皆さんにもよく考えて欲しいと思います。一人一人の力は微力でも、決して無力じゃありません 集まれば世論を動かす、国を凌駕する力になると信じています。皆さん一緒に動きましょう




PS: 全国に先駆けて22日、滋賀県の大津地裁で第1回口頭弁論が始まりました。次いで、福岡地裁でも1月30日・13時10分に始まります。近くの皆さん、ぜひ傍聴にきて励まし・支援の声を・・・!!

どうぞ応援よろしくお願い致します。
    


                                      (栗毛野 卓)
くりげの

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徐々にエンジンをかけましょう 
正月休みも終わり、仕事が始まりました。
今年もリヤカーは元気に、にぎやかに、出発しております。

正月開けの最初の日。
陶友では本格的な仕事ではなく、まずは顔合わせ。

休みで、力が有り余っている(!?)食品班の面々。
時間があったので、今年は書き初め  ・・・っぽいことに挑戦してみました!


みんなの書き初めをご覧ください。
IMG_2986.jpg



IMG_2983.jpgまずはカゴサン。 「うしのように えがおに おきゃくさん ふやします」
           ん?牛のようにってどんな笑顔だろ??

IMG_2987.jpgつぎはユコチャン。 「リヤカーと 配達を がんばるぞ」
          さすが、習字を習っているだけあって立派な字です。

houhu.jpgドナタサンです。 「牛みたいに、とっしんしたい」 
          私が、勘違いして助言してしまって・・・とにかく、勢い良くってことです。

IMG_2980.jpg最後まで悩みに悩んで書いたカッチャン。 「配達を がんばります」




もちろん職員も書きました。
IMG_2985.jpgオカチャン。  あんまり無理をなさらずに・・・

IMG_2984.jpg恥ずかしながら、私とくいです。
          机の上が・・・・・・


食品班の作業場に貼って、1年間この想いを忘れずに仕事をがんばりたいと思います!
今年もよろしくお願いいたします。

                                      (とくい)



とくい

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明けましておめでとうございます 
新年明けましておめでとうございます今年もどうぞヨロシクお願いします





私の年始年末は、友人が久しぶり博多にきて色々と話しや買い物をしたり・・・・・。

正月は帰省して初めて?かなり久しぶりに家族4人で過しました

(今まで父は、タクシーの仕事でなかなか正月もゆっくり出来てなかったため)


あと妹が結婚する旦那さんと挨拶・顔合わせちょっと複雑な感じ


そんなこんなで最初で最後?の家族勢ぞろい正月だったでしょうか・・・

ちょっとバタバタ気味でしたが・・・休めたと思います。






さて、陶友は昨日から仕事始め


まず、挨拶・仲間の正月報告があり、今年の目標をそれぞれに立てました


だんだん私の頭も仕事モードに切りかわりつつ・・



世間は大変なニュースばかりで、今年は色々と大変な年になると思うし、気合いを入れて心して 「飛躍の年」 としたいと思います



2009年が皆様にとって健康で 『幸多い』 年でありますように


今年もご指導ヨロシクお願い致します。

                             (栗毛野)



くりげの

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