私が訴えられた訳じゃありませんよ
![]() ![]() 夕方、障害者自立支援法訴訟スタート集会に行ってきました。 (長崎と大分からも来られていました ![]() この法律は聞こえや、名前だけは良いモノの・・・・実態はとんでもないものです ![]() 応益負担を 「核」 とする障害者自立支援法が、障害者や障害関係者、障害関係団体の強い反対にもかかわらず、施行されています。 (今日でちょうど3年が経ちますが問題が多すぎます。) 障害のある人が、働きに作業所にくる事にも、トイレに行く事にも、食事をする事にも、買い物をする事など人間として生きていくのに必要な支援サービスを、「利益」とみなされ、「応益」負担が強いられています。負担の軽減措置は何度かありましたが、額の問題ではなく、働く事に対しお金を払うという事自体がおかしいのです。その応益負担撤廃という根本的課題があるんです ![]() そして、国は社会福祉をサービスとして考え、利用したいのなら金を払え!!福祉とは社会保障であり公的なものであるにも関わらず、 「障害」 を負ったことを自己責任としているのです。この応益負担の仕組みは、障害が重ければ重いほど、負担も大きくなるという、ノーマライゼーションとは程遠い悪法です ![]() このような状況の中で本日、全国9都道府県29人の仲間が、障害者自立支援法の不当性・違憲性を司法の場で問い、この法律の廃止を求めて勇気を持って立ちあがられました。 障害者が裁判を起こすのは全国初だそうです!! 所長ブログでは → コチラ (写真と記事・実名においては本人と関係者の方に許可を頂いたのでアップさせて頂いてます) ![]() 記者会見では原告の平島さんは 「福岡県との懇談会の時、県の方に施設を利用しているのだから利用料を払うのは当然でしょ?と言われたのにカチンときて・・・・・前から、この法律は何とかしないといけん!と考えていたし、それらが今回訴訟を起こそうと思ったキッカケにもなりました。」 とおっしゃっていたのが心に響きました ![]() 記者の人たちの質問は、「負担金が無かったら何に使いたいのですか?」「今までは利用料も払うこともなくCDなどに使えてたということですが・・好きなアーティストとかは?」などの質問もあり、質問全体が問題の奥に入り込んだものが少なく感じました。この法律の問題や深刻さが何なのかがまだ知られていない ![]() ![]() この闘いは、原告29人だけの問題ではなく、障害のある人すべての人権と生活、そして人間としての尊厳に関わる重要な意味を持つ裁判だと思います。 朝日訴訟とも重なるところも多いと思うし、 「人間」 が 「人間らしく」 生きる事を求める・・・・・人間裁判だと思いました。障害のある人にも当然 “生存権”(25条) や “幸福追求権”(13条) が憲法で保障されており、“法の下の平等”(14条)も明記されています。 すべて国民は・・・・ですから ![]() 「頑張って下さい」 ではなく、自分自身が生きる事の中に、この社会的問題を主体的に捉え「共に頑張ろう!!闘おう!!人間らしさを勝ち取ろう!!」だと思います ![]() (弁護士の方もぜひ傍聴に来て下さいとおっしゃっていました。) そして、障害のある人のみの問題でなく、すべての人たちに共通する人権確立のための闘いのひとつなのではないかと感じました。 PS: 18時、19時のNHK(総合・教育) のニュース、フジテレビ(ニュースJAPAN)には全国訴訟運動出てましたね。(東京日比谷集会と合わせて) (栗毛野卓) スポンサーサイト
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![]() 今日は午後は、陶友祭でやるひょっとこ踊りの練習をしました。 先生は、仲間の上半期の打ち上げでもお世話になった「和庵 ひょっとこ(←クリックすると、紹介のページに飛びます)」のお父さん。 音楽に合わせ、見よう見真似で踊りはじめます。 最初は、ぎこちなかった動きも、お父さんの指導とアドバイスのおかげで、少しずつ上手くなって・・・・・・きている人も一部 ![]() みんな、それぞれに楽しそうに踊っていました。 途中、休憩を挟みながら踊り続けること1時間。 もう、クタクタです。 けっこうハードなんですね、ひょっとこ踊りって。 ビリー(ビリーズブートキャンプ)も顔負けだよ。 やったことないけど(笑) そう、私もひょっとこ踊りの練習に参加しました。 そして、張り切って踊りまくりました。 難しいっす ![]() 基本のリズムはわかったような気がするけど、体が言うことをきかない。 フッと気を抜くとテンポがずれてしまいます。。。。。 張り切って練習した結果、今も体がだるいです。 あともう一回、木曜日に練習です! ![]() 当日は、飛び入り参加OKで、ステージでやろうと思います。 一緒にいかがですか? (とくい) 10/25,26はいよいよ陶友祭! (→ご案内はコチラ) 仕事の成果の発表だけではなく、みなさんと盛り上がろうと張り切って準備しております!(私が一番張り切ってる? ![]() |
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最近よく、「陶友祭まであと一ヶ月切りましたね~!ボーナス上がるように皆で頑張って作って売らないといかんね。職員のボーナスじゃないばい!自分らのボーナスよ」と、ミーティングで話します
![]() 紙漉き班の仲間の陶友祭への意識はまあ・・・それぞれです ![]() ● ミホちゃん(班長で牛乳パック切り・ハガキしわ伸ばしのプレス機・名刺印刷担当): 「たくさんハガキ漉いてモラワナ・・(ハガキ仕上げの)プレスば頑張ります。ボーナス欲しかです ![]() ● タッチン(紙漉き担当): 「ホントに売れると??ハガキ無いと?ホントだ・・漉かないかんね~~フフフフフ(笑) ![]() ● ヒロコ(紙漉き担当): 「ボーナス欲しい・・・・」 ![]() ● アイちゃん(絵付けハガキ用の和紙を切って絵を作る担当): 「年賀状の牛を作ります。買ってください」。 ● ユキちゃん(ハガキスタンプ押し、牛乳パック切り・ハガキ袋詰め担当): 「陶友祭のチラシをお父さんと配りました~(家の近所に)」 ![]() 「陶友祭前から、本当に注文が多いしね(ハガキ800枚とか絵付けハガキ30枚とか・・・)、たくさん売れて在庫が少ないから皆で頑張りましょう ![]() 「嬉しい悩みやけど、本当に作るしかないよ」 と職員は焦りますが ![]() ![]() (クリゲノ) 10/25,26はいよいよ陶友祭! (→ご案内はコチラ) アイチャンの数少ない絵付けハガキもよろしく~ 牛の年賀状もありま~す!(数量限定) ![]() |
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陶友の仲間たちは、通常15:30で仕事は終わり!
それぞれの班で終礼をして、家に帰ります。 16時からは2階で職員の終礼です。 今日は終礼が早めに終わり、職員でおしゃべりをしていました。 すると、下からなにやら声が聞こえてくる・・・・ (陶友に来たことのある方はご存知でしょうが、2階といっても、吹き抜けになっていて、下の声もよく聞こえるんです。1階部分には陶芸班と紙漉き班の作業場があります。) 下を覗いてみると・・・ ![]() 大漁!? いえいえ、陶芸班の大皿の絵付けが済んだとこでした。 陶友祭に向けて、たくさんの作品が出来ています。 その奥で残って仕事をしている仲間が・・・ そう、声の主はジュンクンでした。 なんと言っているかはわかりませんが、あの巨体からは想像がつかない可愛らしい声でブツブツ言いながら、お皿に絵を描いています。 ![]() 一枚一枚、見本を見ながら手書きで描くんですよね~ いつもながらすごいなぁ~~ ![]() 17時。 キリが良いところまで終わったのか、帰る準備をして帰っていきました。 帰り際、クリゲノさんに「今日ハ、絵付けヲ しましたァ~!」と言って。 もちろん、私にはいつものように「とくいサン、おつかれさまデシタ~!」と言って帰ってくれましたよ ![]() (とくい) 10/25,26はいよいよ陶友祭! (→ご案内はコチラ) ジュンクンの描いた皿もお待ちしております。 ![]() |
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そうそう、もう随分前の話です。
ある月の親の会の時・・・ 「とくいさん、ちょっと良いかしら?」 親の会会長さんに呼ばれました。 そこにはクリゲノさんもいました。 そして、 「これは気持ちだけど・・・」と小さな袋をもらいました。 「いつもありがとう、これからもよろしくね。」 という言葉とともに。 まさか、こんなプレゼントがあるとは思わず驚きました。 (中身は、図書カードでした。) 小さな袋に書いてあるメッセージを見てさらに驚き。 そこには、 「笑顔を インフルエンザみたいに 次々とうつす人がいる そんなあなたが 大好きです」 そう書かれてありました。 自分で‘笑顔が取り柄’な~んて言っていますが、 仲間にはウケてますが・・・ 「親の方たちはどう思ってるのかな?」と、ちょっと思ってました ![]() でも、こんな風に思ってもらえているなんて、本当にうれしかったなぁ~ ![]() ![]() これで、またがんばれる!! ![]() (とくい) ![]() テーマ:+:。☆゜(*´∀`)ノ゜☆:。+゜ - ジャンル:日記 |
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ミホチャンはアパートで一人暮らし。
障害年金と月一万円弱の給料だけでは足りず、お母さんが残してくれた貯金を少しずつ切り崩して暮らしてきました。 でもそれも、ここ二年半であっという間に底をついてしまいました。おかしな法律(障害者自立支援法)ができたからです。 重度の人にとってはトイレに行くのにも、お風呂にはいるにも、そして陶友の仲間にとっては働くのにも、『利用料』というお金を払わなければなりません。訳して『障害税』。 「こんなおかしなことはない!」と、私たちは請願署名(ご協力ありがとうございました)などで国会〈立法府〉に訴え、厚労省〈行政府〉に要望書などを提出してきましたが、いっこうに改まりませんでした。 そこで、三権分立の中で残された司法の場に訴えることを、全国四十五名の人たちが決意しました。10月31日、各地でいっせいに集団提訴します。 (→詳しくはこちらへ) たくさんの人が関心を持ち、共感してくれることが、一番の力です。皆様のご協力・ご支援をお願い致します。 (ため息の事務員) |
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真夏、まだ陶友祭のポスターの影も形もない頃から、「陶友祭のポスター貼るけん」と、ポスターを貼るダンボールを確保し、切りはじめていたカゴサン。誰よりも早く陶友祭モードに。
「ドーナツ揚げたらよかろうね」「カレーパンはどうやろうか?」「カキ氷(夏越祭りの後に、「食品班で使って」といただいたんです!)は出すと?」 ・・・全てが陶友祭に結びつく様子でした。 そうこうするうち9月になり、陶友祭のポスターもでき、仲間達の話し合いも行われると食品班全体陶友祭モードに。「陶友祭の係やけんね、がんばるよ!」とユコチャンの頼もしい言葉も。 食品班の商品準備は一週間前でないと始められませんが(早く作っても悪くなってしまいますから ![]() さあ、今日もチラシを持ってリヤカー・配達に出発! ![]() (おかちゃん) 10/25,26はいよいよ陶友祭! (→ご案内はコチラ) 仲間達もはりきってお待ちしております!! ![]() |
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昨日から、再び(8/4、5にも来たんです。過去記事「誰が望んでる?」にその時の感想をのせてます。)広島に来ています。
陶友が所属するきょうされん(旧・共同作業所全国連絡会)の「全国大会 in広島」に参加するためです。 全国から作業所の職員・仲間・関係者が集まり学習・交流するのです。 3500人が集まりました。 私は「国際交流」の分科会に参加してます。外国の障害者施策を学ぶ、日本の障害者施策を国際的に学習する、というものです。知らない言葉があって、初日は半分はちんぷんかんぷん…(詳しい報告はまた今度(笑)) 実は、この全国大会が2年後に福岡であります。今回はその研究も兼ねて… 福岡に帰ったら、間もなく実行委員会が立ち上がることでしょう……… 全国からこんなにたくさんの方をお迎えするのは大変そう(^^; 今日も一日、たくさん(がんばって)勉強してきます(^o^)/ (とくい) |
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福岡市保健福祉審議会が‘重度心身障がい者医療費助成制度’を見直す考えを発表しました。
現行の制度は、重度障害者(身障手帳一、二級、療育手帳Aの人)の医療費が無料になるというもの。(別表上段)福岡市独自の制度です。 医療証と呼ばれるカードを持って行くだけで、無料で病院にかかれます。おかげでお金の心配をすることなく、安心して病院に行くことができていました。(重度の人だけ、という問題点はありましたが。) 見直しが言われたのは県の医療費助成制度の改定(改悪!)がきっかけです。こちらは、3月議会で可決、10月から施行されました(改定は別表下段)。改定の理由もその下に載せています。「持続可能で安定的な制度の構築」・・・どこかで聞いた文言!どこかの自立支援法でも同じように言われました。(でも、実情はみなさんご存知の通り!) 先日、「障害がある人の命と健康を守る福岡市民集会」(主催:福岡市重度障がい者医療費助成制度を守る会)に参加しました。そこで、様々な立場からの報告がありました。 ●障害者にとって、医療は万が一のことではない。命を守るために一生付き合う、必要不可欠なもの。 ●「障害者は医療補助があっていいね」と言われるけど、障害によって日常生活にお金がたくさんかかる。例えば移動するとき。公共交通機関で移動すれば千円の距離でも、タクシーを使わなければいけないので一万円かかる。 ●精神障害者が対象になると言うけど、手帳一級の取得者は少ない。しかも、精神病院への入院は補助されないので、ほとんど有効なものにはならない。(手帳一級で地域で生活できている人は、更に更に少ない) ●「精神障害が入るかわりに、支出が多くなるから負担をしてください」と言っているようなもの。精神障害を障害者福祉の対象にするかわりに、と〈交換条件〉のように言われて迷惑だ!遅れている精神分野を制度内に入れるのは当然のことなのに。 ●(障害児の)息子に「お金がないから今月は病院に行かないようにしよう」なんて言えます?だから生活費を切り詰めるしかないんです。 福岡市は、制度改定の理由を「県との整合性のため」と言っていますが、県内でも独自の基準・補助をしているところはあります。他の政令市でもっと先進的な取り組みをしている市町村もあります。(福岡市も国には無い医療費の助成制度をしている、所得制限がないという点で自慢して良いのです。) 助成にかかるお金は、必要があるから増えるんです。それなのに、増えたら「カットする」なんて! 数年前の冬。カゴサンが風邪をひきました。カゴサンは、医療費助成の対象ではありません。治療費を気にして「大丈夫、大丈夫!」と、病院に行かず、陶友に出勤していました。いよいよ体がきつくなり、陶友を休みました。しかし、家で寝ているだけで、病院には行きませんでした。それでもなかなか治らないので、やっと病院へ。その時には肺炎になり入院しなくてはいけなくなっていました。10万円かかったそうです。 他でも「病院に行ったらお金がかかるから」と、我慢して悪化したという話を聞きます。 今、色々な負担が増えています。自立支援法による利用料負担、食費の実費負担。家族も、後期高齢者医療制度や、ガゾリン高騰、食料品の物価高で・・・。 支出も多い(前述の報告のように)し、収入も少ない(一般就労は難しく、お金を貯める機会もない。年金は月6~8万円)。そんな障害者から、少しでもお金を取ろうなんて! 一番の問題は、命に関わる重大な問題なのに当事者・家族・関係者に知らされていないこと。福岡市から当事者に直接「こういう議論があってます」という説明はありません。 現行の制度を守り、充実を求める請願を、団体代表者連名で提出する予定です。皆さんも、関心を持ってこの制度を見守って下さい。 もし良かったら審議会を傍聴してみませんか!? (とくい) ![]() 〈↓福岡県の制度改正時の資料 ・・・ちょっと見にくいですが。〉 ![]() ![]() |
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