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「実習日誌」からみえる陶友 
 私もかつては若者。
ここ数年、学生達との交流の機会が増えた。
介護福祉系の学生を現場実習に受け入れる事がきっかけで、大学に講師として呼ばれたり、実習卒業生と囲炉裏塾で交流したり・・・。(囲炉裏塾はこちらをクリック)
若者達との交流は、テレもあるがこちらも若返るような気がしてなかなか楽しいものだ。いつも若者にエールを送っている。(怖がられているだけのようだが・・・?)

 このほど、さる大学から学生の「実習報告書」が届いた。
筆者の了解を得て、ここで彼らが何を感じ学んだのか、紹介してみたい。

実習生達の感想の中に、陶友が大切にしている事などが見えればと思います。

 一人の人間として向き合う


「実習で一番初めに学んだ事は、仲間(利用者)は「障害者」ではなく、一人の人間であるということです。
 私は、初め、仲間を障害者だからと言う姿勢で接していたため、本当の仲間を知ることが出来ませんでした。そのため、仲間が理解できないと勝手に思い込み、尊重してしていると思ってした事が、実際は仲間に迎合しているだけだと言う事を知りました。
 しかし、障害者である前に一人の人間だという事を学び、接していくうちに真剣に向き合い、信頼関係を築いていくことができるようになりました。
また、人を理解するためには、その人の歴史や育ってきた環境を見ることが大事合うことも学びました。  一人ひとりが何十年も人生を積み重ねてきたからこそ、色々な考えや感じ方があり、その違いに疑問や関心を持って、理解するきっかけをつくる事が大事だと言う事を知りました」(Kさん)

 初めての時はみな、及び腰です。受身です。仲間が言うがままにされる時があります。
私は「君は友達にもそういう対応をするのか?」と聞きます。「障害を見ているんじゃないか?障害の前に彼は一人の人間だ。人間を見るときに、その中にある障害を理解する事ができるんじゃないか?」と。

 制度は現場に現れている

 ・・・現場の雰囲気に触れ、そこに集う人々と交流する事で、まず障害者自立支援法についての捉え方が変わった。陶友通信を読み、職員の話を聞くことで、法律がもたらす利用者への影響、施設への影響を知ることが出来た。
 仲間にはすごい能力があり、すbらしい作品がつくれるのに、給料はたったの月1万円程度であることに大きな衝撃を受けた。通信には仲間の直の声が書かれていた。
 「給料の中身は明細だけ、とてもくやしい。」「応益負担になり、1割負担になり作業所を辞めなければならないかも知れない。仲間も職員も好きで陶友にかよいたい」
 この方は、30度を越した暑い日でも「お得意さんが待っとるけん」とリヤカーを引いて販売にでる。これ以上ガンバレとはいえないぐらいに、本当に頑張っていた。
 わずかな期間だが、仲間の頑張る姿を見てきたからこそ、この法律はおかしいと思うし、早急な改善が望まれる。又、報酬単価の引き下げで、職員の給料がカットされたり、仲間だけでなく施設の経営面でも影響を受けていることを知った。」(wさん)

 法律や制度を机上で学ぶだけでは・・・。事は現場に起こっている。徹底して現場の「事実」に目を向けるように学習しあいます。

 実習生への指導は若い職員達にやってもらっている。
彼らもまた、日誌に向かいコメントを書きながら、色々と考え学ぶ機会となっている。最近のコメントは少し、マンネリ気味であるが・・・。
私は、その両方を見ながら、フンフンといろいろなものを見させてもらうと言う仕組み。

このシリーズ、3回ほどにまとめていきますので、よろしければ感想などコメントしてください。
                                         (鬼瓦)
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鬼瓦

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