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思いがけない来訪者 
今日、とうふ屋さんのお店番をしている時の話です。(17時までは、仲間が残業をして、そこから18時までは職員が店番をするんです。)

陶友の前で車が1台止まりました。
中から出てきたのは、子どもを連れた女性

その女性は、とうふ屋さんに入ってきて
「ドナタサンとか、カゴサンはもう帰りましたか?」
「今日はもう帰りましたよ。」と答えると、
「実は私、以前・・・」

聞くと、以前、リヤカー販売の黒門コースの常連だったMさん!
去年の3月に百道(近いけれど、歩いていく(リヤカー)にはちょっと遠い・・・という距離です。)に引っ越しをされていった方です。
当時、Mさんの子どもが生まれたと聞いて、2人とも、赤ちゃんに会うのを楽しみにリヤカーに出かけ、帰ってきて「かわいかったよぉ~」と自慢げに報告を受けたのを覚えています。(→その時の記事はこちら!
引っ越しを聞いた時は、カゴサンもドナタサンも「あと、○回やねぇ…」とリヤカーに行くたびに寂しそうに言っていました。



今日。
「あ、もしかして、Mさんですか??」「・・・ってことは、この子がアイちゃんかな?」と、私が言うと

Mさんは
「覚えてくれていたんですか!?子どもの名前まで!」
と驚いていました。


「そりゃあ、覚えていますよ~。」
でも、私は、黒門コースに付いて行ったことはほとんどなく、Mさんにも2~3回会ったことがあるくらい。なぜ覚えていたかというと・・・


配達で近くを通ると、時々カゴサンが「Mさん元気かなぁ」「そのうち、お店に来るって言いよったもんねぇ。近くやったら配達に行くっちゃけど。」と言います。
実はつい2週間前にも、その話をしたばかり。
その時に、「赤ちゃんの名前は何でしたっけ?」と聞くと、「たしか・・・・アイちゃんやったかね。大きくなっとうかなぁ。俺のこと覚えとうかいなね。(「いや、生まれたばっかりだったから、さすがにそれは無理だと思うけど。」)」と。


そのことをMさんに言うと、しそうに「またカゴサンたちがいる時間に来ますね!」と言って、とうふを買って帰って行かれました。




なんか、仲間達がリヤカー販売でやっていることって・・・
ただの利益を上げるためのとうふ売り・商売 でもないし、
「障害者」が町に出て販売をしている  とか、そんな小さなことじゃない。そう思います。


「障害者」とお客さん ではなく、 一人の人間」と人 という関係を作り広げていっていっている。
お互い、一人の人間・・・ちゃんと、顔も、名前も、性格も持った一人の人間として。

もちろんきっかけは「障害者が販売をしていたから買ってあげた」という人もいます。
でも、少しずつ、理解し、関係が深まっていっていくのでしょう。
それを、職員が付いていくわけでもなく、仲間だけで行くリヤカー販売でやっているんですから!(もちろん、失敗も、失礼なこともしていると思いますが。)


なんかすんません。自分だけ盛り上がってて、うまく表現できていないと思います。

とにかく、その方の訪問がそれだけしかったということです。
だって、家も変わってしまえば、最後にうまく「また来ますね」って言っといて、行かないことだってできるんですから!そしたら、それで終わりでしょ、ただのお客さんだったら。
それが、わざわざ足を運んでくれた。しかも、2歳くらいの子どもを連れて。
なんか、しいじゃないですか~!!!!

それだけ、仲間達が毎日やっているつながりってすごいんだなぁ~と。べつにそれを意図していなくても。
仲間たち、きちんと言葉で表せなくても、きっと肌で感じていると思います。
「心の応援団」がたくさんいるんじゃないかな。
・・・・あ!ごめんなさい、ちゃんと言葉で表現していました。
「きょうは、誰さんと、誰さんと・・・の所に行くやろ~」と毎朝言うカゴサン。「今川の1丁目って言ったら、誰さん家の近くやん!」ナドと、みんなよく言います。(必要ないときでも(笑))
心の中にたくさんの人が住んでいるようです。



仲間と一緒にいて、この仕事をしていて、カチンとくることや、嫌になること、ときどき逃げたい時だってあるけど(笑)、こういう瞬間がたまんないんだよなぁ~
しい!泣きたくなるほど!!

仲間たちに教えられること、いっぱいあります。
「人間」ってなんなのか。いっぱい考えさせられます。
それを、いっぱい感じさせてくれて、素直に表現していいこの陶友が私は好きだぁ~!!

(って最後、告白で終わり!?(笑))

                                    (とくい)
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とくい

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