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ご案内:「戦後70年、戦争と障害者」 ~~木下悟さん(西日本新聞編集委員)を迎えて~~  

★ご案内です。

お時間ございましたら、ぜひ、お越しください?

与党は15,6日の採決強行をもくろみ、戦争法案の行方は風雲急を告げています。たとえ強行成立させようとも、違憲立法は施行させず廃止にもっていかなければなりません。 そのためにも、ぜひ一緒に考える機会にしたいと思います。

久々の懇親会も、木下さんを囲んで一杯楽しみませんか?
一品持ち寄り大歓迎!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「戦後70年、戦争と障害者」 ~~木下悟さん(西日本新聞編集委員)を迎えて~~

主催陶友応援団「ゆうゆう」
日時: 9月19日16;00~講演    17:30~懇親会
場所:陶友(地図→https://www.google.co.jp/…/data=!4m2!3m1!1s0x354193b52c7a3b…)

私たちも、あらためて戦争と障害者の歴史などを学びました。学童疎開から取り残された障害児、お国のために兵隊にもなれない障害者は「役立たずの厄介者」「穀つぶしの非国民」として差別され、人権を侵害されてきました。ナチスでは、600万人にも及ぶユダヤ人虐殺の前に、リハーサル的に20万人もの障害者がガス室に送り込まれたことが最近明らかにされました。

今回、戦争当時を知る人たちを九州各地で取材された木下さんにお話を伺い、皆さんで考えたいと思います。

60年安保の時、岸信介首相は「声なき声を聞く、声を上げてない人たちは賛成だ」と、安保を強行した。「もっとも悲劇的なのは、悪人たちの辛辣な言葉や暴力ではなく、善人たちの恐ろしいまでの沈黙と無関心である」(キング牧師)
黙っていることは「黙認」。

「戦争は最大の人権侵害」「福祉と戦争は両立しない」「戦争はイヤだ!」…、私たちも仲間たちとともに声を上げています。

参考:木下さんがかかわった講演関連の取材 記事→戦後70年へ-証言をつなぐ- vol8 http://www.nishinippon.co.jp/special/postwar/2015/vol08/
ぜひご参加ください。

★ご案内です。お時間ございましたら、ぜひ、お越しくださいませんか?与党は15,6日の採決強行を決め、戦争法案の行方は風雲急を告げています。たとえ強行成立させようとも、違憲立法は施行させず廃止にもっていかなければなりません。そのために...

Posted by 工房陶友 on 2015年9月9日
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鬼瓦

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戦争法案に反対する 全国福祉保育労働組合OB役員・組合員有志のアピール 
 歴史に学び、今を考える・・・・

「戦争中、高齢者や障害者が「役立たず」、「足手まとい」と蔑まれ、存在自体を疎んじられたことを聞きました。
終戦後、多くの「戦争孤児」が飢えと寒さに殺され、生き残った子どもたちも、食べて生きるための辛酸で過酷な「戦争」を強いられたことも聞きました。まさに戦争こそ、国家による国民への最悪の非福祉行為です。

だから私たちは、日本の政治が軍備拡張に向かい、社会保障予算が削られ、国民の生存権が脅かされる場面に遭遇するたびに、一貫して「大砲よりバターを!」、「軍事費より社会福祉予算を!」をスローガンにした運動を続けてきました。

私たちはまた、あの戦争において、社会事業が「戦時厚生事業」と名付けられ、「銃後の支え」の一つに組み込まれ、人の命を奪う戦争遂行に加担させられたことを知っています。侵略地満州へ送り出す「満蒙開拓団」の組織と訓練を当時の社会事業団体が担わされたことも知っています。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私も賛同しました。

戦争法案に反対する
全国福祉保育労働組合OB役員・組合員有志のアピールです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平和こそ、国民が主人公の社会福祉の礎
私たちは戦争への道を開く「安全保障関連法案」に反対し、撤回・廃案求めます

日本国憲法前文は、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」すると謳い、第9条で国際紛争を解決する手段としての戦争は、「永久にこれを放棄する」と定めています。歴代の自民党政権も、この「平和的生存権」と言われる理念にそって、「集団的自衛権の行使は憲法違反」という解釈を保持し、他国の戦争に参加、加担しない平和国家の立場を貫いてきました。

ところが今、安倍政権は、これらの国是を覆す専断、専横の憲法解釈を持ち込んで「集団的自衛権」を容認し、安全保障関連法案によって再び日本が「戦争する国」、「戦争に参加する国」となる道を開こうとしています。
その道は、人間の生命と尊厳を守り、暮らしを豊かにする社会保障・社会福祉の拡充とは真逆の道であり、絶対に許すことはできません。
私たちは、福祉労働者の社会的地位の向上と社会福祉利用者の生活と権利を守る運動に関わる中で、平和な社会こそが「国民が主人公の社会福祉」を築く礎であることを学んできました。

戦争中、高齢者や障害者が「役立たず」、「足手まとい」と蔑まれ、存在自体を疎んじられたことを聞きました。終戦後、多くの「戦争孤児」が飢えと寒さに殺され、生き残った子どもたちも、食べて生きるための辛酸で過酷な「戦争」を強いられたことも聞きました。まさに戦争こそ、国家による国民への最悪の非福祉行為です。

だから私たちは、日本の政治が軍備拡張に向かい、社会保障予算が削られ、国民の生存権が脅かされる場面に遭遇するたびに、一貫して「大砲よりバターを!」、「軍事費より社会福祉予算を!」をスローガンにした運動を続けてきました。

私たちはまた、あの戦争において、社会事業が「戦時厚生事業」と名付けられ、「銃後の支え」の一つに組み込まれ、人の命を奪う戦争遂行に加担させられたことを知っています。侵略地満州へ送り出す「満蒙開拓団」の組織と訓練を当時の社会事業団体が担わされたことも知っています。
だから私たちには、憲法25条が掲げる「生存権保障」をないがしろにする保育や介護、障害者福祉に対する公的責任の縮小、自己責任と相互扶助的な仕組みの拡大、社会福祉法人への新たな「社会的貢献」の義務付けなどが、戦争法案と軌を一にして、社会福祉の本旨を歪め、変質を図ろうとする動きに思えてなりません。

70回目の終戦記念日-引用と間接表現で『侵略』、『植民地支配』、『反省』、『お詫び』の文言をちりばめた安倍首相の「談話」を、「天声人語」は「巧みに厚化粧した戦後70年の首相談話」と評しました。
私たちは、「戦争を未然に防ぐためのものだ」などの主張に惑わされることなく、かつて福祉労働運動を共に取り組んだみなさんをはじめ、いま社会福祉に働く方々、社会福祉事業を営む方々、社会福祉を利用する方々など、全ての福祉関係者に心から呼びかけます。

いかなる形でも殺し、殺される戦争はいらない!
戦争に引き摺られ、福祉が福祉でなくなった痛恨の歴史を決して繰り返させない!

私たち福祉関係者の声をもっと大きく広げ、国民的な運動と連帯して、戦争につながる安全保障関連法案=戦争法案の撤回・廃案を勝ち取りましょう。

2015年8月17日                 
戦争法案に反対する
全国福祉保育労働組合OB役員・組合員有志

私も賛同しました。戦争法案に反対する全国福祉保育労働組合OB役員・組合員有志のアピールです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平和こそ、国民が主人公の社会福祉の礎 私たちは戦争への道を開く「安全...

Posted by 工房陶友 on 2015年9月8日
鬼瓦

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軍の要塞化計画に邪魔だとされ、寒い地方に疎開させられた知的障害児たち・・・。 
兵隊になれない「厄介者」ということで疎開政策からとり残された障害児。
一方、大島では、軍の要塞化計画に邪魔だとされ、寒い地方に疎開させられていた…。

■大戦で唯一、疎開した知的障害者施設 山梨での過酷な生活とは

http://www.fukushishimbun.co.jp/topics/10251

(NHKは8月19・20の2日にわたり、ハートネットTV「シリーズ戦後70年」の中で放映)

 第二次世界大戦中に、日本国内で唯一疎開した知的障害者施設がある。社会福祉法人藤倉学園(川田仁子理事長)の障害者らは終戦1年前の1944年、軍の要請で東京都大島町から山梨県へと疎開。しかし、環境の変化により10人もの障害者が命を落としたという。そうした過酷な疎開生活を追ったテレビ番組が8月中旬にNHKで放映される。

兵隊になれない「厄介者」ということで疎開政策からとり残された障害児。一方、大島では、軍の要塞化計画に邪魔だとされ、寒い地方に疎開させられていた…。■大戦で唯一、疎開した知的障害者施設 山梨での過酷な生活とは...

Posted by 大脇 友弘 on 2015年8月16日
鬼瓦

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友通信 NO.149を発行しました。  

陶友通信 NO.149を発行しました。

一面は「戦争」についての特集、仲間たちがどのように感じているのか・・・。

■「戦争はこわい!(仲間の座談会)」


今、国会では安全保障法制について話し合われています。集団的自衛権の行使を認める、自衛隊の海外任務の範囲を広げるなどの内容です。
日本が「武器を持って戦争が出来る国」に変わってしまうかもしれない…。私たちは今、その分かれ道に立っています。
仲間たちは「戦争」についてどう思っているのでしょう?20代~50代の6人に集まってもらい話を聞きました。

―まず「戦争」についてどう思っているか、教えてください。
Y: 戦争とは、国同士が武力あるいは軍事力を用いて、領土または主権を奪い合う行為だ。「戦争は発明の母である」コンピュータも初めは軍事用として使われていたのだ。ロケットもそうだ。
A: 美術館にお父さんとお母さんと見に行って。怖くなってお母さんにしがみついた。「はだしのゲン」も見た。お腹が膨れたり、バッタを食べたりしてた。
K: 爆弾を持って、ピストル、機関銃で殺す。
H: 叔父さん2人が戦争で亡くなった。お父さんは戦争に行き爆弾で耳が聞こえなくなった。無人島に行って、蛇を食べていたらしい。帰ってきたら栄養失調だった。そういう姿を見たら、怖いと思った。
E: 戦争はいけないと思う。広島や長崎の資料館を見に行って「原爆が何で落とされなきゃいけなかったのか?」と思った。僕のお父さんも16歳の時戦争に行った。目をやられたと言っていた。
K: 僕のお父さんは鹿児島の知覧に行ってハヤブサに乗っていた。

―戦時中は、障害者は役に立たないから「穀つぶし」と言われていたそうです。
Y: 「お国のために働けない」ということだ。ナチスドイツでも、障害者は排除されていた。一方、自分たちに従順な人を育てるために、子供を産むことは奨励されていた。
E: 戦争になったら、自分たちも行かなくちゃいけなくなる。行きたくないけど。
H: 戦争になったら怖い。何もかもなくなるし、こういうこと(集まって話をしたり)も出来なくなる。自由が無くなる。それが嫌。
―陶友に来て働いたりできなくなるでしょうね。遊んだり、お酒を飲んだりも…ねぇ。
A: 戦争したら、子供が犠牲になったりする。やめてほしい。犠牲になったら、家族が別れ別れになってしまったり、(子供が死んだら)お母さんが悲しくなる。
H: 補聴器も買えないと思う。
A: ヘビとか食べないかん。
樋口 そうなったら、しょうがない。食べないかん。人の肉とかも食べないかんらしいよ。
K: これから戦争しないで頑張る方が良いね。

―最後に。今、国会で日本が戦争をする国になるような話し合いがされています。どう思いますか?
Y: 仮に日本が戦争を反対したとしても、戦争で儲けようとする人、「自分たちこそが正義」と戦う人がいる。領土問題や宗教…。(しかし、)戦争は、潰しあいで非生産的だ。できれば平和であってほしいと思う。平和ボケにならず、ありがたく平和を受け止めてこそ価値があるのだ。あの惨劇を忘れない方法を見つけなければいけない。
A: 戦争は、テレビで時々見る。怖くなって、布団にもぐってテレビを消す。戦争はやめた方が良い。
H: 戦争はやめた方が良いです。反対です。
H: 戦争は怖い。自分たちの幸せのため、戦争はしたくない。自分の思ったことが色々できなくなるから。
E: 戦争はいけない。戦争は人を殺す。一人に一つの大切な命。何が起こるかわからないけど、一つしかない命。それを殺しあうのはやめてほしい。戦争をしないように、安倍総理に伝えたい。
(座談会終わり)

 戦争は多くの障害者を生みます。爆弾など外傷により身体障害者になることはもちろん。現代では化学兵器や非人道的兵器の使用などにより、先天性障害を持つ子が生まれたりしています。戦争が終わってからも影響はその土地に残り続けます。帰還兵士のPTSDも急増しています。「人間に銃を向け、撃つ」…この恐ろしさは想像に耐えません。
 また、戦時中に障害者がどのように扱われたか。「厄介者」「お荷物」と排除され、人として生きることを否定されていました。疎開できなかった児童や、物資が届かず栄養失調で亡くなった人もいます。
戦争中は「一人ひとりの尊厳」などはありません。その価値はいかに「お国のために」兵力になり得るか。
戦争にどんな大義があっても、命と天秤にかけられるものではない!
「障害があっても、一人の人として尊重し、共に生きる」ことを大切にしている私たちが、戦争につながるすべての事に反対し、平和を願うのは当然のこと。
皆さんは、どう考えますか?

■鬼瓦NO.149

「お父さんとお母さんと美術館に行った。怖かった!お母さんにしがみついた。はだしのゲンも見た。お腹がふくれて、バッタも食べた。子どもが死ぬとお母さんが悲しむ。したらいかんね、戦争…」と重い知的障害のAさん★山下清は戦争への恐怖感を人一倍抱いていたそうだ。「僕は今年20歳で来年は21歳になるので もうじき正月で21歳になると兵隊検査がある もし甲種合格だったら兵隊へ行って散々殴られて 戦地へ行って恐い思いをしたり 敵の弾に当たって死ぬのが一番おっかないなと思っていました」と日記に記されている。徴兵される事の恐怖感から放浪の旅に出たとも…★戦争の時代、障害者は「厄介者」「穀つぶし」とされ人間扱いをされなかった。★「安全保障法制」という名の「戦争法案」が衆院で強行された。どこが憲法違反なのか、きちんと議論が必要なことは言うまでもない★しかし、Iさんや清さんの話を聞くと、そんな理論がどうであれ憲法がどうであれ、命を奪い合い障害者を作り出す戦争はコワイ!し、イカン!のだ!★福祉は人間の尊厳を守る営み。戦争は究極の人権侵害であり、戦争は福祉とは両立しないのだ。戦後70年の夏、汗をかきながら声を挙げ続けたい。仲間たちの笑顔を守るために。(友)


二面:
河東俊瑞さんインタビュー

80歳を超えているとは信じられない河東さん、今朝も愛車を駆って陶友に現れます。「今日は一輪挿しを作るかな。小さいのは難しか~」河東さんとは、かつて勤務されていた知的障害者施設で、当時職員だった大脇所長が出会ったというご縁。2年前に前職を退いてから毎日午前中に来られます。「一人で何かするより人とのつきあいが好きでね」と、自分の作品を作りながら仲間とともに作業も分担してくださっています。
「みんな楽しそうにのびのび働いてるよね。何かを生み出す仕事は本来楽しいもののはず」そうおっしゃる河東さんは、20代の頃、障害児施設の中に設置された中学の分校に勤務していました。障害を持つ人に対する目も環境も今とは違い、自宅で軟禁状態に置かれる人も多かった時代に「障害を持っているからと保護されるだけではなく、作業をして社会の一員となれればいいのに」と思っていたそうです。「世の中に不必要な人間はいない。一人ひとりが役に立つ存在だから」言葉の中に、今までのお仕事ぶりや生き方の積み重ねを感じます。「陶友ではみんな楽しそうでこっちまで幸せ。幸せはその人の感じ方次第やもんね」と笑顔。さりげなくあたたかく見守ってくださる河東さん。これからも生きる楽しみをたくさんご一緒させてくださいね。

~総括研修会の講演から~
毎年、二日間にわたって行われる年度総括研修会に、今回初めて参加しました。
一日目の基調講演で、主に労働問題、貧困問題、社会保障問題を取り扱っている星野圭弁護士から「生活保護基準の引き下げ問題から考える社会保障全体の改悪」と題してお話しがありました。
その中で、国が聖域とされていた生活保護基準までも引き下げたことについて「社会保障制度の基準となる生活保護を下げるということは、日本の社会全体の基準を下げるということにつながることを意味している。財源を理由に命を軽んじる風潮を許してはいけない!」と熱く語られました。
今後も様々な制度の引き下げにつながっていくことは明らかで、今、全国で引き下げ違憲訴訟が動き出しているとのことでした。
憲法が保障する「人の命こそ最高の価値であり、国家はそれを守るために存在する」ことが揺らぎはじめているのではないでしょうか。これは、大変恐ろしいことです。  
また、古賀法人事務局長からも集団的自衛権が国民の多くが反対する中、閣議決定されたことで戦争への道に踏み込んでいる。マイナンバー制度など、国が国民を管理する社会へ向かっているとお話があり、ここで改めて、今の幸せな生活がどのようにしてつくられたか、すべての人が大切にされる社会はどういうことかを振り返り、今まで以上に社会情勢を注視していこうと強く感じました。
 
   

ボーナス係り改め、
「今日もがんばるぞ」係り(仮)
 
 もうすぐ仲間のボーナス支給日!でも、いつもと様子が違います。
発端は昨年度のボーナス係り反省会での仲間の発言。「ボーナス前だけ頑張ればそれでいいと?」「普通はいつも頑張っているからボーナスが出るとよ。」
 ここ4~5年、夏冬のボーナス支給前約1ヶ月を売り上げUPの期間として取り組んできました。短期間ですが仕事へ集中し、姿勢に良い変化が見られます。しかし、ボーナスを支給されると途端に遅刻、欠勤などが増えてしまします。
 ボーナス期間に頑張れることは、普段から頑張れるはず。反省会で発言した仲間はそこが引っかかったのです。
 その想いを仲間たちに提案し、話し合い、今年度は年間通しての目標、それに対する取り組みをすることになりました。
とは言え、仲間たちが常に目標を意識することは簡単ではないので、ある程度メリハリをつけながら。この取り組みが仲間たちの意欲や働く姿を成長できるように…今日もがんばるぞ!
    
〈陶芸班〉
・陶友祭に向けて売れるものをつくる
 ・出来る限り遅刻、欠勤をしない
 ・注文の納期を守る(場合によっては残業もする)
〈紙漉き班〉
 ・切り絵ハガキのストック200枚
 ・遅刻、おしゃべりをしない   
〈食品班〉
・遅刻を0にする
・お客さんを増やす
・ケンカをしない
・笑顔



陶友通信 NO.149を発行しました。一面は「戦争」についての特集、仲間たちがどのように感じているのか・・・。■「戦争はこわい!(仲間の座談会)」今、国会では安全保障法制について話し合われています。集団的自衛権の行使を認める、自...

Posted by 工房陶友 on 2015年7月27日
鬼瓦

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★ 引っ越しの朝 
Mさん(67)が有料老人ホームに引っ越すことになった。
やっと…の思いです。
大工の棟梁の父親の手伝いをしながら地域で生きてきた彼は、父親の死後、仕事もなく、酒びたりになり、アル中で入院したりしながら、老いた母と暮らしていたが・・・、民生委員に紹介されたと、陶友に通うようになった。


あれから18年。

その後間もなく母親がガンで急死。
兄弟も福祉事務所も、遠く離れた郡部の入所施設への入所の手続きを進めていた。
私も入った4者の話し合いで、「ここに住みたかです!」と、生まれ育ち、顔見知りもいる唐人町に住みたいと彼は一言ぽつりと言った。
「彼の願を大事にしましょう。陶友でできる限り支えますから!」
私は若気の至りで言ってしまった!
仲間の願いに応える…、どんな困難があろうとも、私たちの仕事の原点はそこにある。一人暮らしを始めることになった。

酒は飲む、たばこは吸う、家の片づけはしない、風呂には入りたがらない・・・、母親の上げ膳据え膳でわがままに育った彼に一人暮らしの力があろう筈もなかった。不衛生なゴミ屋敷同然の暮らし。それでも、職人気質よろしく、作業は好きだった。
朝な夕なに、そして休みの日も、職員で手分けして家をのぞき生活を支えてきた。
近年は、老化が進み腰も90度に曲り、暮らしはますますおぼつかなくなってきた。
生活保護を取り、気難しくて生活の中に他人を入れたがらない彼を説得してホームヘルパーもやっと入れてやってきたが、日中活動のみならず、24時間支えるのは作業所としては限界!

「65歳問題」や「生保削減」に翻弄されながら、やっと「要介護3」の認定を受け、老人ホームへの入居という苦渋の選択をして探してきた。幸いにも、生保で入れる有料老人ホームが見つかり、入所にこぎつけたのだ。 

これからは、ホームと連携し、週三回は送迎して「仕事好き」の彼の思いも支えながら・・・である。

いろいろ感慨もあるが。
私の「いいカッコしい」の若気の至りで引き受けてから、職員は想定外の困難な仕事を担ってきてくれた。しかし、その困難の中で福祉労働とはなんなのか、利用者仲間にどう向き合うのか・・・、たくさんの貴重な学びがあったに違いない、そう思いたい。
何より、Mさんはこの18年、ベターな人生を送れたと信じている。そしてこれからも・・・。

梅雨明け間近の朝、クマゼミがうるさく泣いている。

★ 引っ越しの朝Mさん(67)が有料老人ホームに引っ越すことになった。やっと…の思いです。大工の棟梁の父親の手伝いをしながら地域で生きてきた彼は、父親の死後、仕事もなく、酒びたりになり、アル中で入院したりしながら、老いた母と暮らして...

Posted by 工房陶友 on 2015年7月22日
鬼瓦

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ヤフオクドームへ流れる沢山の人に、「スタンディング」アピール 
コンサートや野球など、
作業所から30メートルの菰川沿いは、たくさんの人が流れます。
機会を見て、
「障害者や社会的弱者の人権を真っ先に踏みにじって来た戦争政策には反対です」
「戦争法案は廃案に!」
と、訴え続けて行きたいと思います。

昨日のことですが、「(^-^)大脇さん、今日はドームで野球があるんですが、(スタンディングを)やるんですか?」と仲間から聞かれた。その日の夕方から会議だったので、「俺は会議で参加できんけど、俺がやるかやらないか決めるっちゃないとばい。そ...

Posted by 工房陶友 on 2015年7月22日
鬼瓦

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福祉に働く私たちは「戦争法案」に反対します。 
福祉に働く私たちは「戦争法案」に反対します。
戦争は、多くの障害者を作り出してきました。
戦時中、天皇の兵隊になることが人間の価値の中心にされ、
徴兵されなかった障害者は、「厄介者」「穀つぶし」とさげすまれ、社会から排除されました。


戦争は究極の人権侵害です。
戦争は福祉とは両立しません。

昨日、戦争法案の委員会強行採決に抗議し、写真の内容を職員会議で確認しました。可能な限りの行動も起こします。当面、18日の「アベ政治は ゆるさない」全国一斉行動参加を具体化中です。当日は、作業所近くのヤフオクドームでのミスチルコンサートがあり数万の行列ができるでしょう。

Posted by 工房陶友 on 2015年7月15日
鬼瓦

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陶友通信NO.147ができました。 

☆陶友通信NO.147が完成しました!

今日は、みんなで発送準備です。
2100部印刷し、うち1750部が郵送です。
最高時は2700部印刷、2400部ほど郵送していましたが、例の郵便不正事件で低額有料の第三種が使えなくなり、今1通66円で契約しています。結構経費がかさみますが、陶友設立以来、つながり応援して下さる方々にずっと見つめてほしいから・・・。
作業所運営と運動の大きな力となってる「機関紙」です。
若い職員に編集委員になってもらい、記事の書き方や割り付けなど紙面づくりのノウハウを引き継いで来ました。
今朝、出来上がりを見て、「いい感じにできてんじゃないの?!」と、初めて褒めてやりましたよ。
あ、私の担当は「鬼瓦」なんですが、今回は「他人の褌」でした、・・・あはは。
是非お読みください。
ご感想、ご批判いただければ嬉しいです

陶友通信NO.147 完成!みんなで発送準備です。2100部印刷、うち1750部郵送です。主な記事を紹介します。☆仲間の旅行記「旅行前に激論‼ ~話し合いを通じて 歩み寄るということ~」心配していた天気は晴れ、皆口々に「日...

Posted by 工房陶友 on 2015年3月26日
鬼瓦

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陶友通信NO.146 できました。 
陶友通信NO.146 できました。

主な記事は、陶友祭の報告と
「電動車いす裁判」傍聴記と、署名のお願い。

[鬼瓦]戦後70年、節目の年です◆「兵隊になれないのは人間じゃない!」、障害者が「穀つぶし」「非国民」と人間扱いされなかった戦争の時代。日本初の障害児学校には必死に軍事教練に励む子どもたちの姿がありました◆果たして、戦争は多くの障害者を作り出し、敗戦後の街にあふれた「傷痍軍人」たちは生活苦から募金を訴えながら、日本患者同盟を作り(48年)政府による対策を呼びかけ、翌49年に身体障害者福祉法が出来たのです◆そして教育や働く場や暮らしの場作り…日本の障害者政策は、当事者の権利獲得の運動を原動力に作られてきました◆そして、「障害者権利条約」がわが国でも批准(昨1月、世界で141番目)。「権利条約」は、「他の者との平等」を謳い、障害のある人が、障害のない人と同じように、住むところを選んだり、最低限の生活を送るための支援を受けたりする権利を保障するものです。決して特別な権利や贅沢を求めているものではありません◆まだまだ、同世代の市民との格差は歴然です。障害の問題は決して他人事ではありません。多くの人々に理解を求めながら、私たちは「権利条約」を北極星に見立て、進んでいきます。(友)



鬼瓦

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恒例の餅つき大会です! 
お世話になっているお寺さんが、地域の子どもたちのために餅つき大会をやってます。

仲間たちも一緒に参加して、美味しい餅を、ちょっとだけつき、たらふく食べます、笑。




鬼瓦

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安永健太さん死亡事件 慎重審理へ流れを変える 
陶友も署名や募金、街頭宣伝などに積極的に参加してきた「安永健太さん事件」・・・
慎重審理を求める全国からの声が、裁判所を動かしつつあります。

【胸を打つ弁護団の陳述】

弁護団の辻川弁護士は、今回の法廷で次のように意見陳述しました。
「警察官らは、健太が知的障害や自閉症といったコミュニケーションに困難ないし障害を抱えた市民であることの可能性を露ほども思いもせず、ゆっくり、丁寧かつ穏やかに話しかけ、近くで見守るなどといった適切な対応をとらなかった。警察官のうち一人でも、その可能性に思い至っていれば、本件は起きなかったはずである。
 想像していただきたい。言葉のまったく通じない外国で、いきなり、大声で追いかけられたら、いったい何事かと不安になることであろう。そのうえ、よってたかって押さえつけられたら、いったい何が起こったかわからず、どんなに恐ろしいか。」それを必死で抵抗した人を精神錯乱者と決めつけられるのか、と主張しました。
まさにこの点は、今回の裁判で、裁判官が被控訴人に「反論を書面で」と回答を求めた裁判の焦点といえます



鬼瓦

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問題があった時こそ、理解を深めるチャンスです。 
西鉄バスでの一件の顛末。
リンク先のコメントもどうぞ読んでみてください。







鬼瓦

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RKB 障害者の“個性あふれる”作品の数々  
RKBニュースで放送いただきました。
(一週間観られるそうです)
(http://rkb.jp/news/news/23654/
障害者の“個性あふれる”作品の数々
10月30日(木) 19時50分 .


鬼瓦

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佐賀安永健太さん国賠訴訟福岡高裁にご注目下さい! 


鬼瓦

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陶友通信NO.145を発行しました。 
 若い職員たちが編集作業の中心になって数回目、
記事は全職員で点検しあいます。
レイアウトや仕上げが・・・、経験を重ね技術を高めなければなりませんね。

主な記事は、仲間たちの実態と、障害者権利条約との乖離・・・、運動の力で埋めなければなりません。

☆「グループホームが足りない!
~あたりまえに働き えらべる暮らしの実現を!~」
☆安永健太さん事件

ご感想をお寄せいただければ幸いです。



鬼瓦

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今、問題になっている、「障害者65歳の壁」 
今、問題になっている、「障害者65歳の壁」
65歳になると、障害者総合支援法から強制的に介護保険に移行させられ、様々な負担増やサービス低下が問題になっています。
きょうされんの調査を機会に、NHKでも取り上げられました。

■2014年09月24日 (水)
障害者に「65歳の壁」 実態明らかに

障害のある人が65歳になると、障害福祉から介護保険のサービスに変わることで、サービスが減ったり負担額が増えたりするケースが各地で相次いでいる実態が、障害者団体の調査で明らかになりました。
「65歳の壁」とも言えるこの問題。
必要なサービスが受けられなくなってしまう突然の変化が、障害者を苦しめています。
現場を取材しました。


鬼瓦

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障害者が65歳になったら、有無を言わせず介護保険に移行させる厚労省 
 陶友の仲間も、在宅サービスが介護保険に切り替えられ、障害者支援に慣れていない新しいヘルパーさんになじめず、作業所職員が常に調整に入らなければなりません。
利用の制限や負担の問題など、実態はもっともっと深刻です。

利用者の実態や要求に合った支援こそが求められます。



鬼瓦

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☆全盲女子生徒が男性に蹴られた事件について思う。 
埼玉県で、全盲の女子生徒が白杖を持って点字ブロックを歩いていたら、杖につまづいた通りがかりの男性に足を蹴られたという事件、、その加害容疑者者が知的障害者であるということについて書いています。
いっしょにに考えてみて下さい。



鬼瓦

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職員募集中です! 
☆職員を募集しています。
先ずはお電話でお問い合わせください。
お知り合いの方にもご紹介ください。



鬼瓦

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 「陶友通信 NO.134」を発行しました。 特集「働く」について考える。 
ご無沙汰です。
今日は法人研修で若者たちは出払っています。
・・・久々の鬼瓦です。



 残暑厳しい中ですが朝夕はしのぎやすくなりました。
もうすぐお彼岸ですもんね。
気候の変わり目、どなた様も、くれぐれもご自愛ください。

 さて、「陶友通信 NO.134」を発行しました。
ぜひお読みください。

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(一面)
特集:「働く」を考える。

テーマなしで職員から原稿集めたら、期せずして「働く」ことに関する特集に!巻頭は、「麦わら帽子の物語」と題し、月刊誌「きょうされんTOMO」9月号に掲載されたものの再掲です。ご一緒に考えてみてください。

●今日も仲間たちは、炎天下の暑さに負けず、近所にリヤカー販売に出かけます。仕入れた豆腐や加工した団子や揚げ、野菜などを積み込んで・・・。
●パープー♪とラッパを吹きながら。

●売り上げはイマイチですが、いつも待っていてくれているお客さんたちがいます。笑顔とともに、「暑かろう、頑張っとうしゃんね!」「待っとったとよ、ありがとうね!」とやさしく声をかけてくれます。時には冷たいジュースの差し入れもあります。
●「労働」は、人と人を結び付けてくれます。その関係の中に、仲間たちの姿が映し出されます。仲間たちは、「ありがとう」と言ってもらえる自分の姿を見つけるのです。
●そして、誇らしい気持ちになりもっと頑張ろうと思うのです。
●それまでは文字が苦手で、もう何十年も文字を見向きもしなかった63歳のKさんは、60近いある日突然、手帳と鉛筆を持ち文字を書き始めました。新しいお客さんに「お得意さん」になってもらうために、住所と名前をメモしようと思ったのです。
●「人の役に立ってる」という実感は、「もっといい仕事がしたい」という意欲を高め、新しいことに挑戦する自分を作り出すのです。
●そうやって人間は、「働く中で たくましく」成長するのだと思います。
・・・だから、働くことが楽しくてしかたないのです。
・・・この季節、麦わら帽子は大事な相棒です。

★「『労働』こそが人間を創造した」

◆労働は、人間生活を豊かにする有形無形のモノを生み出す。それだけではなく「人間そのもの」を創造してきた。 
◆例えば狩りという集団労働。獲物を捕らえるためには作戦を共有し役割分担をしなければならない。そのためには「言葉」が必要だった。◆知的な道具である言葉は、その発声器官の発達とその意味を理解する脳を飛躍的に発達させてきた。そうした身体の器官だけでなく、「頑張って捕ってやる」という意思、心までも…。◆私たちの先祖のたゆみない労働の産物として今日、私たち人間自身がある。◆一見、あたかも稼ぐために仕方のない活動かに見える今日の労働。その中で命が擦り減らされ奪われる労働…。◆仲間たちの「働く」は、鋭く「現代の労働」を問うているのだと思う。(友)

★「こんな雨の中 障害者を働かせるなんて!?」

雨の強い日、陶友に1本の電話が入りました。
「こんな雨の中、なんで利用者を働かせているの?」という内容。その方は、リヤカーの様子をいつも見ていたそうです。「それは彼らが障害者だからですか?」聞き返しましたが、言葉を濁され電話は終わってしまいました。
仲間たちが障害者でなかったら、同じことを質問したでしょうか?
昔から障害者は、弱く守られる存在でした。健常者と同等に働くことが難しいため、働く権利さえなかった時代もありました。その歴史が今でも残っていて「働かせるなんてひどい。可哀そう。」と思う方もたくさんいます。しかし、大人になっても一人前として認められず働くことも許されないままでは、自分自身を生きているとは言えません。
人間は、働くこと(労働)により発達していく生き物です。同じ目的を持った集団の中で他者の存在を感じ、ともに目的を達成するために自分はどうするべきかを考えることで成長していきます。労働による発達が保障される権利は、仲間たちにもあるのです。
食品班は“町のお豆腐屋さん”として毎日リヤカーを引いています。たとえ雨が降っていても「お客さんが待っているから」と出かけていきます。働くことを一番に望んでいるのは仲間たちなのです。
町で働く仲間たちを見かけたとき「可哀そう」と思うのではなく「今日も勢が出ますね」と声をかけてください。きっとそれが仲間たちにとって一番誇らしい瞬間だと思います。     (T)

コラム「鬼瓦」

★大津市のいじめ自殺事件以来いじめ問題が再びクローズアップされている。いじめがいい事だなどとは誰も言わない。学校や教育委員会が「隠す」ことが指弾されている。★文科省が、「現場任せ」にせず国が主導するといい、「いじめへの対応を学校や教員の評価に反映させる考えも」との報道も。★そうなれば、いじめはまた水面下に隠されるだろう。必要なのは管理ではなく現場が心から向き合い協力しあうことをどう援助するかだ。★そもそもこの大人社会こそがいじめの「お手本」じゃないか。障害を自己責任として応益負担を押し付ける自立支援法。発達障害者は社会の邪魔とばかりに求刑以上に牢屋に押し込めようとする障害者差別判決。低所得者や自営業者など弱者に負担の重い消費増税。世界一危険なオスプレイを沖縄に押し付ける「沖縄差別」、下請けや労働者いじめ…、枚挙にいとまがない。★さる識者が「いじめは今日の教育の成果だ」と皮肉った。子どもたちは大人の背中を見て育っているのだという自覚が大人社会にあまりにも希薄なのでは?★アメリカの黒人解放指導者キング牧師は語った。「この社会の変動期における最大の悲劇は悪人たちの暴言や暴力ではなく、善意の人々の不気味な沈黙と無関心であった」と。★関心がなくても関係があるのだ。無関心は悲劇を生み出すのである。障害のある仲間たちと向き合う事が人間社会へ関心のきっかけになればと切に思う。(友さん)

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 (陶友通信 NO.134 二面)

★「自立支援法に振り回されながら
              それでも 陶友で働きたい」


人が好きで明るくノリのいいIさん(18)。
特別支援学校時代の実習で「陶友で働こう」と心に強く決めました。そして今年4月に卒業し、(正式な契約はできず実習という形で)陶友に通っていました。、いつも明るく販売も元気いっぱい勤め、通所当初から先輩達にも人気者。
ところが8月から岩永さんは、「しばらくの間“出張”」ということで、別の施設に通っています。
自立支援法は学卒後すぐには陶友の様な「就労継続支援B型事業」の利用を認めていまないからです。

自立支援法は、障害者の一般就労を促進するとして、働こうと思えば、学卒後は「就労移行支援事業」という一般就労を目指した訓練を受けなければなりません。そこで一般就労できるか否かで道が決められるのです。
本人の希望に基づき、散々お願いするも、役所は「就労移行支援のモニタリング(判定)を受けてから・・・!」と陶友の利用を認めてくれませんでした。
泣く泣く、「あなたは一般就労は無理です」という「烙印」を手に入れるためにほかの施設に二か月通うことになったのです。
一般就労がすべてではありません。自立支援法ではこのような行程を経なければ、障害者は自分の希望に応じた仕事選びも自由にできないのが現状です。
・・・元気印が一人減り寂しいですが、彼自身のこれからのためにも「二カ月の出張」をぜひ務め上げてほしい。「Iくん!陶友でみんな待っとるけんね!」
(I)

★「被災地支援報告第2弾
    復興にほど遠く疲れ切った現場
       手厚い人的支援を!」

八月上旬に二度目の被災地支援に行った。場所は前回と同じ南相馬にある施設。一年前からの変化に期待しつつ現地入りした。
今回の活動は、主に作業支援だった。とても多くの仕事があり驚かされた。震災直後は仕事を委託してくれる業者がなく、自主製品づくりしかなかったからだ。それに伴い当時は工賃も激減していた。それが今では、職員が入っても追いつかない量の仕事があった。利用者それぞれにも仕事があり、工賃も震災前にかなり近づいていた。一見して明らかに状況が好転している様子だった。
しかし、その裏で支援員の派遣が続いている理由も明確にあった。施設の利用者や仕事が増えたこと、その反面未だに新たな職員の確保ができていないことである。
利用者が増えたのは、震災後に地域に埋もれていた障害者が見つかり受け入れたこと、再開できない他事業所の利用者の希望を受けたためなどである。
職員不足については働き手が街にいないこと。未だに避難したままの人が多く、いくら求人を出しても応募がないのが実情だった。これでは利用者の仕事や数が増えるにつれ、職員が厳しい状況に追いやられて当然である。私が入った施設では仕事の納期を守るので一杯いっぱいの状態だった。
震災からこれまで、職員は目の前にある現状に対してがむしゃらに取り組んできたそうだ。だが、先が見えない状態が続き心身共に疲弊していた。最近ではカウンセリングを受けたそうだ。
この状態を一刻も早く改善することが今一番必要なことだと強く感じた。人員派遣の支援を年内いっぱいまで続け、その後は未定と聞いた。しかし、その後を想像してみると、とても打ち切れる状況ではないと思う。震災から一年半ほど経ち記憶が風化され始めた今だからこそ、もう一度厚い支援が被災地には必要だと思う。
( J)

★「日焼け顔の君に学ぶ」

今年の夏、仲間の働く姿を通して自分を振り返る事がありました。きっかけはY君の日焼け。
働き始めた頃の彼は、目新しい事が楽しいだけの状況でした。成人式を楽しみにしてはいても、大人になるという事は漠然としていて、真夏にリヤカー販売すれば真っ赤になったり、途中で帰ってくる事もあったりしながら午後はぐったり・・・
 ところが今年、健康的な日焼けをし始めたのです。そしてそれをきっかけに改めて観察してみると、午後も笑顔で仕事に取り組み、当初は仕事を中断すると混乱していたのに今では、仲間が声をかけると手伝う。自分がリーダーの日はより誇りを持って仕事をする。疑問を持ったり、躓いたりしたときは、何が疑問や不満なのかを聞きだし、仕事に取り組む姿勢や手順を一緒に考えました。するとそれを吉村君のペースで受け止めようとしていたのです。一見、子どもの様にしていても自分の仕事に向き合う大人になっていました。
 私は、日焼けを見るまでそれに気付く事が出来ていませんでした。いつも仲間を見ているつもりだったのではないかと反省しました。そして、一緒に働く大人として私の仕事は出来ているのかと反省し、改めて私の仕事を自分に問い直そうと思いました。仲間と仕事をしていたからこそ気付けた事です。一人の大人として自分と他人とどう向き合えばよいか、仕事とは何か『今』また考えようと思えた出来事でした。ありがとうY君!
     (K)

*編集後記*
●理屈っぽくなった今月号、如何でしたか?原点に返り」作業所の存在意義を確かめてみたいと思った次第。●原発いらないを証明したような「節電の夏」も終わり、秋めいてきました。みんな元気でやっています。●これからは秋に一泊旅行で息抜き、冬の陶友祭に向け全力です。季節の変わり目、みなさん、くれぐれもご自愛ください。(友)

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鬼瓦

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国による訴訟上の「基本合意」無視という前代未聞の重大事態! 「国は基本合意・骨格提言を無視するな!全国一斉集会」(動画満載) 
 先づは障害者者総合支援法をめぐる国会情勢から。

参院では問責決議後審議がストップ、衆院では「一体改革」の集中審議・・・、衆院を通過した「障害者総合支援法案」の参院審議は見通しが立っていません。

雨の日も風の日も…13日間にわたる国会行動に全国から2070名

 この間「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」は、「国は基本合意・骨格提言を無視するな!」と、連続13日にわたって国会行動を行ってきました。13日目の路上集会には300名、この間のべ3000名をこえる障害者・関係がが全国から駆けつけ、雨の日も風の日も日差しの暑い日も「総合支援法は断じて認められない」と訴え、国会での徹底審議を求めました。

 昨日5月16日(水)には、「基本合意守れ!骨格提言尊重せよ!私たちはまけない!」を合言葉に「国は基本合意・骨格提言を無視するな!全国一斉集会」が開かれ、東京集会に600名、大阪集会に250名、広島集会に170名が参加。連帯した10日の兵庫集会800名、13日愛知集会150名、15日岡山集会100名とあわせると2070名が結集しました。

 東京集会の共同アピールを紹介します。

共同アピール

2008年から全国で行われた障害者自立支援法違憲訴訟は、2010年1月7日、国が原告団と「基本合意」を締結し、同年4月までに14か所の地方裁判所において基本合意を確認する和解を取り交わし、内閣総理大臣自らが首相官邸において原告にその履行を約束して終結しました。

「基本合意」には、自立支援法が障害者の人間としての尊厳を深く傷つけたことを国が認めて反省すること、2013年8月までに同法を廃止し、障害者の基本的人権を支援する新たな総合的な福祉法制を実施することが確約されていました。

そして基本合意を具体化するため、障がい者制度改革推進会議「総合福祉部会」は2011年8月、新法の「骨格提言」をまとめました。

骨格提言が法案化されることを全国の障害者が固唾を飲んで期待していたのです。
ところが、2012年3月、政府から国会に提出され、4月26日に衆議院本会議で一切の審議もなく採決された『障害者総合支援法』は、自立支援法を「廃止」することなく、同法を全面的に維持した「一部改正法案」に過ぎず、基本合意に違反し、骨格提言を蔑ろにし、障がい者制度改革を否定するものです。
このような法案の成立を認めることは出来ません。良識の府といわれる参議院での徹底審議を求めます。

国が自ら確約した基本合意を守らないこと、このことは、障害者福祉の問題にとどまらず、様々な分野での集団訴訟団と国との間の合意や和解の履行、今後の法的救済や政策形成に悪影響を与え、「法の支配」という民主主義のルールを崩壊させる歴史的な暴挙であり、断じて見過ごすことは出来ません。
被告である国の責任を徹底追及していくこと、「基本合意」を守り「骨格提言」を尊重した障害者総合福祉法の実現を強く求めていくことを参加者一同はここに宣言します。


「国は基本合意・骨格提言を無視するな! 全国一斉集会」
2012年5月16日 東京集会 主催者・共催者・参加者一同
障害者自立支援法違憲訴訟全国原告団・弁護団、障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
薬害肝炎全国原告団・弁護団、ハンセン病違憲国家賠償訴訟全国弁護団連絡会、原爆症認定集団訴訟全国弁護団連絡会、全国生存権訴訟弁護団、全国B型肝炎訴訟弁護団、中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団全国連絡会、東京HIV訴訟弁護団、大阪HIV訴訟弁護団、薬害イレッサ訴訟統一弁護団、ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟東京弁護団、薬害ヤコブ病東京弁護団、他

 国による訴訟上の「基本合意」無視という前代未聞の重大事態!

ここには多くの訴訟団が共催で名を連ねています。それは、「国は基本合意・骨格提言を無視するな!」という運動の本質的な問題を共有するからです。

 つまり、国が訴訟上の「基本合意」を無視するということは法治国家として許されないことであり、すべての政策形成訴訟(個々の被害者の救済にとどまらず、国の政策転換を目的として提起される集団訴訟)への重大な挑戦に他ならないからです。

「めざす会」のメールニュースより以下紹介します。
(動画は、これだけはぜひというものを張り付けましたが、その他も生の声を、是非リンク先でご覧ください)

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2012.5.16 第238号(通巻346)
  http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

◆2◆ 東京(参議院議員会館講堂+2会議室)集会に600名集う
    勇気わいたパネルディスカッション

机をたたみ椅子席だけにした参議院議員会館最大の講堂も開始前には
参加者であふれ、第2、第3会場の会議室もいっぱいに。
以下動画ばかりで恐縮ですが、第一部(約1時間)をご覧ください。
現在の情勢と課題がずばり!わかります。

第二部のパネルディスカッションからは大きな勇気をもらいました。
涙がわいてくるような理不尽なことばかりです。
でも、どうしても許せないと訴訟をおこし、基本合意を結ぶことで、
国の政策を変えてきたそれぞれの訴訟団。
国が基本合意を破るなどあってはならないことなのです!

訴訟団の紅山弁護士のコメントです。
「これまでの基本合意から骨格提言に至る流れと、今回国が提案した
 総合支援法案の問題点があらためて分かりやすく、かつ力強く確認されました。
 薬害肝炎、原爆症、B型肝炎、中国「残留孤児」の各弁護団からもそれぞれ
 の弁護団が訴訟から基本合意獲得に至る経験を踏まえて、基本合意の重要性
 についてお話いただきました。
 今回の集会は全国各地で多数の政策形成訴訟の弁護団や原告の方と連携する
 とてもよい機会となったと思います」

第一部
○開会挨拶 三澤了(めざす会世話人共同代表)5:49
   http://youtu.be/ilUNBRiDzY8

○主催者挨拶 竹下義樹(障害者自立支援法違憲訴訟弁護団長)6:12
     

○連帯挨拶 聴覚障害者制度改革推進中央本部 4:56
      久松三二ろうあ連盟事務局長、高岡正全難聴理事長
     http://youtu.be/TXzVpKSYSWU
来賓紹介(お名前のみ紹介)穀田恵三・笠井亮・田村智子・山下芳樹(共産)、
     福島みずほ(社民)、川田龍平(みんな)他たくさんの議員秘書

○経過報告 藤井克徳(めざす会世話人)10:37
     

○重点報告「骨格提言からみた総合支援法案の問題点と課題」
      佐藤久夫(総合福祉部会部会長・日本社会事業大学教授)
 その1 14:20 
     
 その2 3:42 
     

○骨格提言に基づく障害者総合福祉法試案 10:21 資料word参照
      藤岡毅(障害者自立支援法違憲訴訟弁護団事務局長)
    

○元原告のおもい 家平悟(東京) 2:39
 http://youtu.be/pbi0ezkRcjU

○深沢智子(東京)、新井たかね(埼玉)6:32
 http://youtu.be/ecSIDVIfYHY

第二部 パネルディスカッション  添付word参照
 「国が『基本合意』をやぶっていいのか!?合意違反の責任を問う」
パネラー 
 福地直樹(弁護士・薬害肝炎訴訟東京弁護団事務局長)
 安原幸彦(弁護士・原爆症認定集団訴訟全国弁護団連絡会副団長)
 米倉洋子(弁護士・中国「残留孤児」国家賠償訴訟関東弁護団副団長)
 菅 俊治(弁護士・全国B型肝炎訴訟東京弁護団事務局長)
コーディネーター 谷口太規(弁護士・障害者自立支援法違憲訴訟弁護団)
 http://youtu.be/rf43mIwiLjs 4:46

○フロアーからの発言 東京・水上さん 2:29 
 http://youtu.be/suBoUIAJnkQ

○アピール採択 提案 石井学(埼玉・元原告)5:50 添付word参照
 http://youtu.be/ayzTJxORJew

○閉会挨拶 太田修平(めざす会事務局長)3:01
 http://youtu.be/LQTxDR0e9a4
 
○東京会場の中継録画=めざす会TV(一部画面の乱れあります)
 http://ustre.am/JOOJ 

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鬼瓦

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障害者自立支援法違憲訴訟団緊急記者会見:動画 
いくら、ここで書いても、「暖簾に腕押し」…聞く耳を持たず、何とも手ごたえのない民主党政権ではありますが・・・。
 民主党の「なりたい」議員はみんな落とすべし!

     夜桜
     うつり悪いですが、昨夜の我が家の夜桜

 政府は13日、障害者自立支援法一部改正法案を閣議決定し、即日国会に上程しました。
厚労省からの閣議決定後の【ご報告】と法律案が、総合福祉部会構成員に以下のメールにて送られてきたそうです。

地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案について

障がい者制度改革推進会議総合福祉部会委員 様

日頃より障害保健福祉行政にご尽力賜り、厚く御礼申し上げます。
 
本日の閣議で「地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律案」が決定されましたので、ご報告申し上げます。

平成23年8月に障がい者制度改革推進会議総合福祉部会でお取りまとめいただいた「骨格提言」を踏まえ、政府・与党で新法の検討を鋭意行ってまいりました。
また、昨日の障がい者制度改革推進本部でこの法律案が決定されております。

この新法は、
①障害者基本法を踏まえた基本理念を新たに盛り込み、新たな法律の名称を「障害者総合支援法」とすること、
②障害者の定義に難病の方々などを含めること、重度訪問介護の対象を拡大すること、ケアホームをグループホームに一元化すること、
③障害福祉サービスの在り方や、障害程度区分の認定を含む支給決定の在り方等検討に時間を要するものについては、施行後3年を目途に見直しの検討を行うこと、などの措置を行うことにより、
障害者の方々にとって地域社会で安心して暮らすことができる体制の整備につながり、地域社会での共生の実現に資することになると考えています。

厚生労働省としては、新法を確実に今国会で成立させ、障害者施策を着実に前進させていくため、全力で取り組んでいきますので、皆様方のご理解、ご協力をお願い申し上げます。

法律案等につきましては、以下のホームページアドレスからご覧いただけます。
(本日17:00目途でホームページに掲載予定です。)
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/soumu/houritu/180.html

今後とも、障害保健福祉行政の推進になお一層のご指導を賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。


あきれ果てた内容です。
小宮山厚労大臣は「障害者の方にはご理解いただいている」と語ったらしいが・・・!!??
民主党のホームページも同様です。

 私のしょうもないつぶやきですが・・・

★「骨格提言」を骨抜きにして、よくもこんなきれいごとが言えたものだニャ!
 社会モデルへの転換とは、「障害当事者が努力・訓練して、障害を克服し自立しようとすることを支援する」考え方から、社会的障壁をなくし、障害者が人間らしく生きていけるように社会の側から取り組もうということじゃないの?
 中身は全くそうなってないじゃないか。
自立支援法の115条のうちわずか7条だけを「修正した」に過ぎない。」
ところが、民主党は「93条、81%も修正した」という全くのデマまで!それは2年前の「つなぎ法」も含めての話だろう!・・・ったく!


★だったら「一体改革」なんてできっこないだろう!??

自立支援法を廃止し、あたらしい法律を作ると何万という支給決定​をやり直さなければいけない、現場が混乱し大変だ、だからできな​いというのが民主党の最大の言い訳だ。

およよ!

じゃ、「一体改革」で消費税増税したらどうなるのよ?
何万人どころか、何千万人、無数の事業所でどれほどのペーパーを​作り直し、コンピューターをいじり・・・、おいおい、そんな大変​なことしら現場が大混乱し行政も大変だから、到底出来ないんじゃ​ないか?!!
新たな社会政策なんかはできっこないということに等しい言い分で​すね。

つまり、そういうことなんですね。
もととも、障害者福祉も財政への公費出動を抑えるために介護保険​に統合したかった。自己負担という制度を共通にする必要があった​から、「応益負担」の本質・実質は絶対にゆずらないというのが政​策の基本にあるのです。

財界や大企業のぼろもうけを保障するのが使命の政党やその政府に​は、所得の低い障害者からもむしりとる(消費税も然り)方法しか​見いだせないのです。


 それはさて置き・・・、
訴訟団は緊急記者会見し、藤岡弁護団事務局長が、
「政府が調印した基本合意と政府が署名している障害者権利条約を基礎として作成された骨格提言を政府自ら無視し軽んじた罪はあまりにも重い」
「私たちはどのような困難に遭っても、今後も法令廃止条項の要求を続け、基本合意と骨格提言を実現する内容の法律の制定を求めてあらゆる人々と連帯しながら闘い続けることを誓い、政府与党の暴挙に強く抗議し声明とする」
などの、抗議声明を発表しました。

2012年3月13日
障害者自立支援法違憲訴訟団緊急記者会見・藤岡事務局長



抗 議 声 明
http://www.mcnet.or.jp/download/pdfdata/20120313-bengodan.doc
「基本合意と和解条項に違反する国の暴挙に強く抗議する!」
2012年3月13日
障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団

政府は本日、障害者自立支援法一部改正法案を閣議決定し即日国会に上程された
(* 午後2時時点で最終確認されていないが本日中の上程は確実視されている)。

障害者自立支援法違憲訴訟において、被告である国は、2010年1月7日、原告団・弁護団との間で「2013年8月までに障害者自立支援法を廃止し新たな総合福祉法制を実施する」旨確約する基本合意を締結し、同合意は同年4月21日までに全国14カ所の地方裁判所の訴訟上の和解において重ねて裁判所にて誓約され、司法上の解決をみた。

ところが、本日内閣から国会に上程された法案は廃止するべき法律を存続させる一部改正法案であり、国が被告として履行するべき法令廃止の約束に違反し司法決着を覆すという、国家としてあるまじき蛮行であることは明らかである。

被告国は法の名称を「障害者総合支援法」と変更することにより「法は廃止された」などと詭弁を弄するもので、そこには誠意のかけらも感じられない。

この間、私たちは1月25日緊急会見、2月8日第19回総合福祉部会、9日政務官面談、集団訴訟共同抗議声明、13日緊急フォーラム、14日民主党WTヒアリング、29日プレスリリース、3月5日全国14地方訴訟団一斉会見、8日民主党説明会等、あらゆる機会をとらえて意見を表明し、政府・与党の過ちを指摘し、強く再考を促してきた。

しかし、政府は全国71名の原告の悲痛な思いを一顧だにせずに虚言を繰り返して居直りを続けた末、本日の閣議決定・国会上程に至ったものであり、私たちは全員怒りにうち震えている。政府与党の背信と国約違反を原告団・弁護団は断じて許すことは出来ない。

一国の総理大臣の官邸における直接の約束、国務大臣の公印による基本合意、裁判所に対する誓約さえも、平然と踏みにじられるならば、私たち国民は総理大臣・大臣・政治家の言葉など二度と信じることは出来ない。
どれほど深刻な政治不信を引き起こしたか本件に関与した政治家に自覚があるのであろうか。

2011年8月30日まとまった骨格提言は55人のあらゆる立場からなる委員の一致した提言であり、政府はその骨格提言の内容を法案として上程するべきなのである。「全国の障害者団体の一致した願いを法案として提出した。反対するならば、反対してみなさい。」と政府・与党は筋を通すべきであった。野党は反対出来るはずもない。
政府が調印した基本合意と政府が署名している障害者権利条約を基礎として作成された骨格提言を政府自ら無視し軽んじた罪はあまりにも重い。

私たちはどのような困難に遭っても、今後も法令廃止条項の要求を続け、基本合意と骨格提言を実現する内容の法律の制定を求めてあらゆる人々と連帯しながら闘い続けることを誓い、政府与党の暴挙に強く抗議し声明とする。


動画にありませんが、以下会見に出席した元原告、補佐人のみなさんの主な発言です。
当事者の方の声をどうぞ。(メールニュースより)

○家平悟さん
・自立支援法で尊厳を傷つけられた。障害をもって生きることがお荷物と言われているような法がまだつづくのか。
・利用者負担では、「家計」を理由に配偶者との収入をもとに、自分は、今も毎月18600円の負担を強いられている。

○深沢智子さん
・理解しがたく、あきれはてている。こんなことがあっていいのか。
・鳩山総理は娘に「尊厳を傷つけて申しわけなかった」と膝を折って握手した。
・長妻厚労大臣、菅総理も廃止を明言した。ここにきて廃止でないだなんて。
・法律変えたら現場が混乱するという理由はおかしい。抗議したい

○五十嵐良さん
・2年前、鳩山総理と官邸で会って、一人一人と握手して約束してくれた。
・胸をふくらませた。なのに、自立支援法を継続するのは、ほんとに悔しい。
・生きるため、人間として普通のことを求めていることをみなさんに理解して欲しい。ぜいたくをしたいわけではない。
・これからの運動がんばっていこうと思っている。

○新井たかねさん
・39歳の娘が原告。歓喜のなかで結ばれた基本合意にある「憲法にもとづく基本的人権を支援するものとする」。それが逆方向に動いている。
・「できること」を喜ぶのでなく、「できないこと」を積み上げるような区分認定調査。骨格提言は、区分認定を社会モデルで見直そうと提言した。
・ほとんどの会議を傍聴したが、いのち削るおもいで論議して骨格提言にまとまった。日本の社会保障は変わる!とおもったが、それを踏みにじる閣議決定は許せない。
・政治は生きていくことを励ましていくことではないか。

○秋山宇代さん
・37歳の息子は重度知的、施設でくらすが人権尊重のかかわりをしてくれている。
・施設運営は、日額払いになったことで、退職する職員も出た
・基本合意、首相官邸訪問、陳謝。新しい法律ができる。生きるための制度が保障されるとわくわくした。誇りに感じた。55人の部会が一つにまとまって骨格提言ができて、みんなで喜び合った。
・それにまったく反した改正案、基本合意はまったく無視。応益は応能になったと説明されても現実には残っている。

○林たみ子さん
・36歳の息子が原告。自立支援法ができて、生きてていけないのかと思え、つらかった。
・和解で、いままで下向いて生きていたのが、これからは胸張って生きていけるねって、それがたった2年で、約束をどこにおいてきたのか。どれだけ私たちを翻弄すれば気が済むのか。
・息子の「宝」の基本合意と骨格提言。マスコミのみなさん応援して欲しい。

○中村和子さん
・43歳の息子は作業所に通っている。訴訟して基本合意して、首相官邸を訪問した。まじめに育ててきてよかったなと思った。
・裁判上の和解だから廃止は絶対大丈夫とみんなに言ったのに、なんて説明していいかわからない。
・現場の混乱は、自立支援法になったからあった。それがないように、よい法律をしましょうと約束した。
・まけないで、みんなと手を取り合って、生きていく

○柳澤加代子さん
・娘は43歳。重度の知的障害。作業所でカンつぶしをして働いている。工賃は1万3千円。一割負担は、工賃以上の2万円を月に支払う。憤り一杯。
・社会資源たりないから、運動でなんとかつくってきた
・自立支援法はなんとしてもやめさせなければのおもいで一杯だった。
・和解するときは苦しんだ。裁判終わらせた後、ほんとに大丈夫かと不安だった。
・合意文書は「宝」だ。合意文書をやぶるのは絶体許せない

○下地和代さん
・息子はグループホームに入っていたが、自立支援法で、工賃と年金あわせても暮らすことができなくなった。ホームをやめることも考えた。
・息子が生きていくための訴訟と考えて決心した。
・今は「世帯分離」して楽しく働いているが、将来がとっても不安。
・基本合意も骨格提言も守られないこの国って、なんなんでしょうか。怒りでいっぱいです。

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鬼瓦

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「基本合意と和解条項に違反する国の暴挙に強く抗議する!」  
わやくちゃや!!
ちゃっちゃくちゃらや!
ここまでコケにされたことがあるか!


 昨日午前、”障害者総合支援法新法案(障害者自立支援法改正法案)”が閣議決定され、即日今国会への上程手続きがなされました!
 関係者から厳しい抗議の声が相次いでいます。
報道も、政府に批判的なものが目立ちます。
どう贔屓目に見ても、国・政府には一片の道理もなく冷徹そのものだからです!

以下、紹介しておきます。

★先ずはこちらのテレビを!→ http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/newsanswer/newsl/post_17121
「障害者が普通に生きることがサービスか」!?
(テレビ東京が「“廃止”の約束が… 障害者支援法の“改正案”閣議決定」と、原告の声を追いながらコンパクトにまとめた報道をしています、約7分
障害者の立場に立ったいい報道です、分かりやすいのでぜひご覧ください。)

「政府はきょう障害者自立支援法の改正案を閣議決定しました。障害者自立支援法を巡っては障害者団体などが「廃止」を求める全国訴訟を起こし、民主党は廃止を約束して原告団と和解しました。それが何故「一部改正」にとどまったのか。原告団は怒りを募らせています。」 


続いて関係団体の抗議声明を!

抗 議 声 明
http://www.mcnet.or.jp/download/pdfdata/20120313-bengodan.doc
「基本合意と和解条項に違反する国の暴挙に強く抗議する!」
2012年3月13日
障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団

政府は本日、障害者自立支援法一部改正法案を閣議決定し即日国会に上程された
(* 午後2時時点で最終確認されていないが本日中の上程は確実視されている)。

障害者自立支援法違憲訴訟において、被告である国は、2010年1月7日、原告団・弁護団との間で「2013年8月までに障害者自立支援法を廃止し新たな総合福祉法制を実施する」旨確約する基本合意を締結し、同合意は同年4月21日までに全国14カ所の地方裁判所の訴訟上の和解において重ねて裁判所にて誓約され、司法上の解決をみた。

ところが、本日内閣から国会に上程された法案は廃止するべき法律を存続させる一部改正法案であり、国が被告として履行するべき法令廃止の約束に違反し司法決着を覆すという、国家としてあるまじき蛮行であることは明らかである。

被告国は法の名称を「障害者総合支援法」と変更することにより「法は廃止された」などと詭弁を弄するもので、そこには誠意のかけらも感じられない。

この間、私たちは1月25日緊急会見、2月8日第19回総合福祉部会、9日政務官面談、集団訴訟共同抗議声明、13日緊急フォーラム、14日民主党WTヒアリング、29日プレスリリース、3月5日全国14地方訴訟団一斉会見、8日民主党説明会等、あらゆる機会をとらえて意見を表明し、政府・与党の過ちを指摘し、強く再考を促してきた。

しかし、政府は全国71名の原告の悲痛な思いを一顧だにせずに虚言を繰り返して居直りを続けた末、本日の閣議決定・国会上程に至ったものであり、私たちは全員怒りにうち震えている。政府与党の背信と国約違反を原告団・弁護団は断じて許すことは出来ない。

一国の総理大臣の官邸における直接の約束、国務大臣の公印による基本合意、裁判所に対する誓約さえも、平然と踏みにじられるならば、私たち国民は総理大臣・大臣・政治家の言葉など二度と信じることは出来ない。
どれほど深刻な政治不信を引き起こしたか本件に関与した政治家に自覚があるのであろうか。

2011年8月30日まとまった骨格提言は55人のあらゆる立場からなる委員の一致した提言であり、政府はその骨格提言の内容を法案として上程するべきなのである。「全国の障害者団体の一致した願いを法案として提出した。反対するならば、反対してみなさい。」と政府・与党は筋を通すべきであった。野党は反対出来るはずもない。
政府が調印した基本合意と政府が署名している障害者権利条約を基礎として作成された骨格提言を政府自ら無視し軽んじた罪はあまりにも重い。

私たちはどのような困難に遭っても、今後も法令廃止条項の要求を続け、基本合意と骨格提言を実現する内容の法律の制定を求めてあらゆる人々と連帯しながら闘い続けることを誓い、政府与党の暴挙に強く抗議し声明とする。


「基本合意」反故!「骨格提言」無視!
障害者・家族の願いを踏みにじる政府の暴挙に断固抗議する!


2012年3月13日
障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会

 政府は、本日(3月13日)、障害者自立支援法の改正案を閣議決定し、国会上程した。
 この改正案は、「障害者総合支援法」(障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律)と法名変更しても、問題多い自立支援法を延命させる以外のなにものでもなく、長年その廃止と新法制定を求め続けてきた障害者・家族、関係者の願い・期待を踏みにじるものであるといわざるをえない。
 そもそも自立支援法の廃止、障害者総合福祉法の制定は、民主党の政権交代時の公約であり、それゆえの障害者自立支援法違憲訴訟団との「基本合意」による和解であり、内閣府に設置された障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会での議論と「骨格提言」のとりまとめであったはずである。

 今回の「基本合意」反故、「骨格提言」無視は、国約(国の約束)を平然と破る政治への不信とともに、「私たち抜きに私たちのことを決めないで!」という当事者参加への裏切りであり、政府のこの暴挙に断固抗議するものである。

 政府・厚生労働省は当初、「自立支援法廃止に伴い、市町村が支給決定をやり直し、都道府県が事業者指定をやり直すことは現場を混乱させる」と必死に釈明した。しかし、「自立支援法強行による、いまなお混乱している現場を収拾させるための廃止と新法制定が必要」との自治体関係者の意見によって、その釈明がみごと打ち消された。ところがその主張を一変させ、「名前を変え、基本理念もつくり直した」、改正案は事実上の自立支援法廃止に当たるとの強硬姿勢を示し、関係者に理解を求めきた。これらの説明がいかに説得力がなく、「基本合意」反故・「骨格提言」無視の事実を否定するものにはならないことはいうまでもない。

 なによりも、「骨格提言」で示した権利法としての位置づけが「支援法」のままの見直しにとどまり、基本理念には「可能な限り」が盛り込まれ、難病を範囲に加えるとはいえ、具体的には「政令で定める」とされ、あらたな谷間の問題を生むことが心配される。また障害程度区分や就労支援のあり方等を3年後に先送りし、利用者負担に至っては「つなぎ法」によって応能負担に変更し、すでに解決済とされ、「提言」で求めた「障害に伴う支援は原則無償」「障害者本人の収入に応じ」の明記は無視した内容になっている。今回の改正案が、現状の諸問題を解決するどころか、さらに深刻な問題をつくり出すことが懸念される。

 なにゆえに、政府・厚生労働省は自立支援法の「改正」にこだわるのか。そこには、小泉政権以来の社会保障構造改革・社会福祉基礎構造改革があり、介護保険と通常国会で審議が予定されている「子ども子育て支援法案」との整合性があることはいうまでもない。保険原理・受益者負担の強化・徹底、市場原理の導入・利用契約制度への変更に伴う公的責任の縮小・廃止等の構造改革路線は、現民主党政権に引き継がれ、そしていま、「社会保障・税一体改革」に基づく消費税増税と「福祉目的税化」、自助・自己責任、共助としての社会保険化と制度間「統合」を基本とした「社会保障改革」がさらに国民に負担と犠牲を押しつけようとしている。

 それだけに、私たちは高齢者・子ども等他分野との連帯・共同も重視し、「社会保障・税一体改革」を許さないとりくみをすすめながら、あくまでも自立支援法の廃止と権利を保障する総合福祉法制定を求める障害者関係団体との共同をさらに強める決意である。




★天下の悪法「障害者自立支援法」、京都での「応益負担反対」実行委員会の動きなどを交流するために開設したサイトです。
・・・関連WEB報道などの紹介しています。
      http://9012.teacup.com/miyakodori/bbs/1147

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鬼瓦

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抗議!!「障害者総合支援法案」なるものが、閣議決定 
 ちゃっちゃくちゃらや!
あの「障害者総合支援法案」なるものが、閣議決定された!
断固として抗議し、今度は国会の場で最後までたたかおう!

   障害者総合支援法案に関する見解
   http://www.kyosaren.or.jp/news/2012/0313_1.htm
      2012年3月13日  きょうされん常任理事会

  本日(3月13日)、「障害者総合支援法案」(以下、法案)が閣議決定され、現在開会中の第180通常国会への上程手続きがとられた。経過的にも内容的にも、到底納得できるものではないことをここに表明する。その問題点を以下のとおり指摘し、自立支援法訴訟基本合意文書と総合福祉部会の骨格提言に基づいた再考を強くもとめるものである。

 第一は、経過からみた問題点である。そもそもこの法案検討は、2010年1月7日の自立支援法訴訟基本合意文書での自立支援法の廃止とそれに代わる新法を当事者などの意見をふまえて作る、との確約が出発点にある。これは民主党のマニュフェスト、裁判所での和解調書、閣議決定、首相や厚生労働大臣の国会答弁などで繰り返し公の約束事となってきた。そのため政府審議体である総合福祉部会において当事者等が参画して新法の骨格提言がとりまとめられた。ところが2月8日に示された厚労省案は、骨格提言の水準とはほど遠く、内実は自立支援法の部分修正でしかなかった。その基本的な枠組みを変えることなく、修正程度で民主党はこれを了承し(民主党厚労部門会議にて、座長は基本合意書を調印した当時の厚労大臣の長妻昭氏)、本日の法案の閣議決定に至ったのである。新法づくりに費やしてきた多大な時間と労力を無にしただけではなく、全国の障害のある人や家族、関係者の期待を裏切るものであり、文字通りの背信行為と断じざるを得ない。

 第二は、自立支援法違憲訴訟に伴う基本合意書との関係にみる本質問題である。基本合意文書には、「障害者自立支援法を廃止し新たな総合的な福祉法制を実施する」と確約している。しかし、今般の法案は、自立支援法の115条項のうち108条項はほぼ手をつけていないことに象徴されるように、法律の形式面からみても廃止とはおおよそほど遠い。

 真の「廃止」とは、自立支援法の基調となっている障害を自己責任とする考え方や成果主義と市場原理に基づく仕組みによって、利用を抑制したり、障害のある人と事業者の利害を対立させるようなあり方をあらため、障害のある人を保護の対象から権利の主体へと切り替えることである。厚労省と民主党は、自立支援法の名称・目的・基本理念の文言上の変更をもって「実質的に廃止となっている」と説明する。しかし、目的条項に地域生活の権利が明記されていないどころか、基本理念に「可能な限り」という文言を盛り込むなど自立支援法からも後退している面がある。また、家族収入を含めて応益負担を課す仕組みは厳然と残されたままである。これをもって「廃止」と言うのは余りに誠実さを欠くものであり、詭弁以外の何物でもない。

 なお、法を全廃して新法を制定すれば自治体や事業者などの現場が混乱するとの見解が示されているが、これは明らかに間違っている。現場を混乱させてきたのは誤った考え方と不完全なまま運用を続けてきた自立支援法そのものであり、だからこそ施行後三度にわたって大修復を余儀なくされたのであり、骨格提言はこれに終止符を打つものである。明確な方向性と時間軸を備えている骨格提言こそが、混乱防止を裏打ちしているのだということを強調しておく。

 第三は、内容面での問題である。前述した理念条項の「可能な限り」は、自治体の不熱心さに対する免責条項に成り得る重大な欠陥である。利用者負担については、「家計の負担」を前提とした応益負担の仕組みが残されたままで、基本合意で当面の重要課題とされた自立支援医療制度の解決も見送られている。また、障害者の範囲は、「一定の難病」を加えるとしているが、これは難病の間に格差を持ち込むもので、引き続き全ての障害者を法の対象としていないという点で「制度の谷間」を残したままとなっている。障害程度区分に代わる支給決定のあり方について、またパーソナルアシスタンス制度や就労支援を含む福祉サービスのあり方については、三年間で検討するとしているが、目標の明示や検討体制が不明なままで、さらなる先送りや先細りが懸念される。報酬制度についても、事業運営の極度の困難性や非正規職員の急増を正視することなく、その温床である日額払い方式への批判的な見解がなされていない。以上の点だけでも骨格提言と新法との乖離は余りに大きい。

 きょうされんは、基本合意と骨格提言が尊重された障害者権利条約の批准に値する法律となるよう、国会上程後も引き続き多くの障害のある人びとや団体、市民の皆さんと手を携えて、あきらめることなく力を尽くしていくことを表明する。

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鬼瓦

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3・11 あの日から一年 きょうされん声明 
■さよなら原発!政府は、福島原発事故の「収束宣言」を撤回し、事故原因究明もないままの原発再稼働の押しつけを中止せよ!
■選別と切り捨ての「復興」ではなく、すべての被災者の生活と生業の再建を支援し、地域社会全体を再建する復興を!

きょうされんの声明を転載しておきます。

3・11 あの日から一年
     きょうされん声明
     http://www.kyosaren.or.jp/news/2012/0311_1.htm

 あの日から一年が経ちました。しかし、あの日は終わっていません。
 「信じたくない、夢であってほしい」と胸が痛かったあの日の光景、しかし夢ではありませんでした。1万5854人の命が奪われ、なお3203人が未だに行方不明のままです(2012年3月8日警察庁発表)。きょうされん関係者の中でも、6人の利用者が犠牲に、4カ所の事業所が全半壊しました(2012年3月8日現在)。さらに信じたくない事態が起きました。「永遠に安全」とされていた原子力発電所が爆発して、大量の放射能が飛び散ったのです。
 「仲間は?作業所は?」・・・3月11日に「きょうされんはひとつ」と東日本大震災災害対策本部を設置し、全国あげての体制をつくり、支援活動に入りました。「何かしなくては」「できることは何か」全国津々浦々から心配と激励、応援の気持ちが物・人・お金となって集められました。岩手、宮城、福島ではJDF(日本障害フォーラム)に結集して、さらに大きな支援の輪の中で活動を続けてきました。延べ5000人以上の職員が全国各地から被災地支援に入り、8000万円の募金は支援活動や28カ所の事業所の改修、備品購入などに活かされています。

 一年が経過しました。原発により故郷を置いてきたけど、元のメンバーが集まって再開した作業所があります。仮設住宅での生活が始まりました。「絶望」の中から被災地のメンバーは歯を食いしばって頑張っています。暗闇の向こうにほんの少しずつ明かりが見え始めています。
 しかし、まだ障害のある人の被災、避難生活の実態は分かっていません。3県の障害のある人が犠牲になった割合は、市民全体の2倍にあたると報じられています。原発事故の影響で利用者の給料は半額以下に、仕事の減少が続くばかりか、職員が確保できず利用希望に応えきれない事態になっています。

 一年が経過しました。でも、あの日はまだ続いているのです。きょうされんは、東日本大震災から一年を迎えるにあたり被災地の仲間と一緒に新たな決意を表明し、多くのみなさんにも共鳴いただいて、共に手をとりあって歩んでいただくことを呼びかけます。
 もう二度と「想定外」と言ってはいけません。「人災」を二度とくり返してはいけません。

被災地に普段の生活と仕事、笑顔とつながりが戻ってくるまで、他団体と連携して全国的な支援を続けます。
障害のある人にとってさらに暮らしやすい地域となるよう、行政や民間組織と連携して復興にとりくみます。また、復興の過程に、被災地の障害のある人とその関係者が主体的に参画できるよう政府や自治体に働きかけます。
どんな災害が起ころうとも、障害のある人も含めたすべての人の命が守られ、大切にされる地域となるよう、今回の震災被害と救援・支援の検証を行政に求めます。同時にわたしたち自身も支援活動などを検証して、今後の防災や災害時の対策づくりを進めます。
そのためにも、災害時だけでなく平時も含めて、真に障害のある人の権利と尊厳を担保する総合的な福祉法制をはじめ障害者制度改革の推進へ、関係者と力を合わせて全国各地で運動を進めます。

  2012年3月11日
きょうされん 理事長  西 村  直

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鬼瓦

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厚生労働省案ではなぜダメなのか 障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団 記者会見・声明 
http://www.kyosaren.or.jp/news/2012/120229sosyoudanpress.pdf

プレスリリース 1

厚生労働省案ではなぜダメなのか
2012年2月29日
障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団


本日午前の民主党政策調査会厚生労働部門会議(座長長妻昭)において第180回国会に3月に上程する厚労省の障害者自立支援法一部改正法案が概ね了承されたとのことである。
私たち障害者自立支援法違憲訴訟原告団弁護団は国が約束した基本合意文書・司法での和解条項にある「国は平成25年8月までに障害者自立支援法を廃止し新たな総合的な福祉法制を実施する」に反するこの法案提出に抗議し、その問題点を取り急ぎ指摘します。

● 「廃止」は出来ます

厚労省は法の廃止が出来ない理由として
「新旧の法律の継続性を考慮する場合は廃止が出来ない」と言います。
しかし、そもそも障害者権利条約の批准をするための国内法制定のための改革会議であり、現行の障害者自立支援法の骨組を「障害者が権利の主体となる法律」に根本的に組み替えることを目的とした会議であり、新たな法体系を構築するための提言であり、「新旧の継続性が必要」ということは、「そもそも厚労省には新しい法律を作る意欲がない」と同義語であり、「廃止したくないから廃止しない」と自認しているに過ぎません。

平成15年の旧支援費制度の条項は、身体障害者福祉法第17条の4~32、知的障害者福祉法第15条の5~32、児童福祉法第21条の10~25などから、約77条項が一挙に廃止されて、平成18年に障害者自立支援法が同時に施行されました。

障害者自立支援法は附則に23の条項を設けて、経過措置と「みなし規定」を設けて、従来のサービスが維持されて障害当事者に不利益の生じないように技術的に配慮したはずです。前回できたことがどうして今回不可能と言われるのか理解できません。

この国の官僚のみなさんがその気になれば条文作りなど訳なく出来ます。
国は基本合意通りに廃止すべきです。

● 障害者自立支援法が無傷で維持されています。
障害者自立支援法には「115」の条文があります。


今回の法案で修正されるのはそのうちの
1、2、4、36、42、50、51、68、77、78、87、88、89、96、105の「15条項」に過ぎません。

しかもこのうち、2、50、68、78、96、105は他の条文の引用などの関係の形式修正であり、内容上の変更ではなく、わずかにせよ内容上の修正があるのは「9」条項に過ぎず、障害者自立支援法の105条項のうち96条項は完全に現状維持されて手付かずです。42、51も11文字挿入しただけの微修正ですので(内容はともかく)かろうじて修正といえるのは7条項のみ。7/105=6%です。

いみじくも自ら当初「一部改正法案」と称せざるを得なかったはずです。半数以上の大多数の条文が変更されてはじめて「全部改正」と称することが出来ると言われていますが、今回はそれにさえ該たらず、6%の条項に触れただけの微修正。
これで「事実上の廃止」のわけはなく、「現状肯定法案」です。

● 総則規定に注目

障害者権利条約批准に向けて、障害者が権利の主体となる法構造に変革することが改革の目的です。

そのため骨格提言12頁では総則規定として、次の基本規定を提言しています。

地域で自立した生活を営む基本的権利の保障規定

1. 障害ゆえに命の危険にさらされない権利を有し、のための支援を受ける権利が保障される旨の規定。
2. 障害者は、必要とする支援を受けながら、意思(自己)決定を行う権利が保障される旨の規定。
3. 障害者は、自らの意思に基づきどこで誰と住むかを決める権利、どのように暮らしていくかを決める権利、特定の様式での生活を強制されない権利を有し、そのための支援を受ける権利が保障される旨の規定。
4. 障害者は、自ら選択する言語(手話等の非音声言語を含む)及び自ら選択するコミュニケーション手段を使用して、市民として平等に生活を営む権利を有し、そのための情報・コミュニケーション支援を受ける権利が保障される旨の規定。
5. 障害者は、自らの意思で移動する権利を有し、そのための外出介助、ガイドヘルパー等の支援を受ける権利が保障される旨の規定。
6. 以上の支援を受ける権利は、障害者の個別の事情に最も相応しい内容でなければならない旨の規定。
7. 国及び地方公共団体は、これらの施策実施の義務を負う旨の規定。


しかし、政府法案はこれを全て却下、不採用としました。
仮に「障害者自立支援法をベースに改革の理念を実質的に盛り込む」ならば、現行法でポイントとなるのは
1~5条 総則
6~14条 自立支援給付の通則
19、20、21、22の支給決定、障害程度区分認定です。

ここに「権利の主体へ」の改革があるか否かが評価の目安です。
そして上記したとおりこの法規定の肝となる18の条項は、1,2,4の3条項を除き5条~22条部分は完全にスルーされ、全く手が付けられておらず、現状維持です。当事者主体の法への変革になっていないことがこの部分で証明されています。
骨格提言には60項目167事項の提言があります、この法案はほとんどそれを無視しています。
私たち抜きで私たちのことを決めないでとした障害者権利条約、障害者制度改革の理念を尊重したと言えるでしょうか!?
この法案では障害者権利条約は批准出来ません。

● 利用者負担問題を解決しないことは本質的な問題なのです

あたかも2010年12月成立の「つなぎ法」により、応益負担から応能負担に変更されて問題が解決済みであるかのごとき政府が主張しています。
しかし、まさにそのつなぎ法の29条により利用者負担額は「家計の負担能力」により決まるものとされました。その構造は今回の法案では全く変更されません。家族依存、家族介護を大前提としているのが現行法なのです。骨格提言12頁7行目以下で「障害者支援を自己責任・家族責任としてこれまで一貫して採用されてきた政策の基本的スタンスを社会的・公的な責任に切り替える」とする今回の改革の基礎理念が全く反映されていません。
現に現行法により配偶者等の家族の所得を理由に多額の利用者負担が強要されて自立が阻害されている障害者は少なくありません。
その意味でも今回の法案は基本合意に反しています。

● 全国の原告が一斉に記者会見で意見をみなさまに話します

3月5日(月)午後3時を中心に(地域により設定時間帯は変わります)全国14か所の地裁のある地域で原告団が記者会見を開きます。
司法上の和解での決着を被告国が覆そうとすることの問題を訴え、改めて東京では次回は東京地裁司法クラブで会見します。

障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団事務局
弁護士藤岡毅TEL03(5297)6101

関西でも大規模な集会が開かれました。
http://sky.ap.teacup.com/kyosaren-osaka/330.html

今週末、鹿児島で開かれるきょうされん九州ブロック交流集会も九州規模の運動の一大決起の場となるでしょう。

障害者総合福祉法に骨格提言を反映させることを求める緊急アピール

本日2月29日、全関西の各地から、障害種別の違いをこえて、多くの仲間たちが京都に結集しました。

今、日本の障害者福祉制度は、大きな岐路を迎えています。

障害者・関係者の粘り強い運動によって、2009年の政権交代のあと、政府は遅くとも障害者自立支援法を廃止し、総合福祉法(仮称)の制定を目指すと約束しました。
また、障害者自立支援法が憲法違反であるとする訴訟において、2010年1月に原告・弁護団と政府は、2013年8月までに自立支援法を廃止することを含んだ和解のための「基本合意文書」を締結しました。
一方、2006年に国連で採択された「障害者権利条約」では障害者が他の者と平等な選択の機会を得られること、そのために必要な支援を受けることは権利であるとされています。
「基本合意文書」と「障害者権利条約」を「2つの指針」として、障がい者制度改革推進会議総合福祉部会で、2011年8月30日総合福祉法の「骨格提言」がまとめられ、政府に示されました。
この提言は、55人にも上る幅広い障害者団体・関係者の総意として取りまとめられたもので、その意義は極めて大きいものがあります。
こうした努力を経てまとめ上げられた提言の実現が、現在危ぶまれています。
実際に、2月8日に厚生労働省より提出された「厚生労働省案」は、この骨格提言をほとんど反映しておらず、内容もきわめて乏しいものでした。
その後、2月21日に出された「厚生労働省案」(修正版)においては、いくつかのポイントが盛り込まれたものの、「骨格提言」とは依然大きな開きがあると言わざるをえません。
今後、新法に骨格提言の内容を完全に反映させるべく、政府や国会議員、そして社会全体に対して私たちは力強く声を上げていかねばなりません。
昨年3.11に発生した東日本大震災への復興・復旧に向けた取り組みは、当然最優先されることであり、私たちも、この間、全力で支援活動を続けてきました。しかし、国においては、こうした事態を口実に、「総合福祉法」の制定に消極的な態度を示す人々もいると聞いています。
この行動は、単に障害者のためだけのものではありません。「ある社会がその構成員のいくらかの人々を閉め出すような場合、それは弱くもろい社会」なのです。一人一人が大切にされる社会の実現のために、この骨格提言に基づく総合福祉法の制定が大きな一歩になると信じます。
本日集まった全関西の障害者の声、そして全国各地の障害を持つ仲間や家族・支援者の思いを実現するため、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」という切実な思いをもって、共に、力強い行動を起こしていきましょう。
2012年2月29日
全関西集会参加者一同

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鬼瓦

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民主の裏切りを乗り越えよ!学ぼう、力をつけよう! 
 障害のある仲間たちの、春を待つ願いは民主党によって完全に裏切られようとしています。

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 ついにこんな記事が配信されています。
障害者自立支援法の廃止見送り 民主、厚労省案を修正(朝日 2012年2月22日1時36分)
   http://www.asahi.com/politics/update/0222/TKY201202210811.html

新しい障害者福祉サービスを議論している民主党の作業チームは21日、障害者自立支援法改正案をまとめた。障害者らの反発を受けて将来の見直し規定を盛り込むなど、厚生労働省案に一部修正を加えた。ただ、法改正で対応する方針は維持し、公約した同法の廃止を見送る形になった。

 自立支援法の廃止と新法制定を09年の総選挙で公約した民主党は、政権獲得後に障害者や支援者らが参加する検討会議を政府内に設置し、昨年夏に新法に向けた提言を受けた。今月、厚労省がこれをもとに現行法の改正案を示したものの、検討会議では「提言内容がほとんど反映されていない」と批判が噴出した。

 これを受けて、民主党の作業チームは厚労省案の修正内容をまとめた。福祉サービスを決めるもとになる「障害程度区分」については、提言が求めた本人の意向を反映する仕組みを今後検討することを、法案に明記するよう求めた。

 また、障害者からの批判に配慮し、「提言実現をめざす観点から、引き続き段階的・計画的に取り組む」との内容を、法案の付則に明記するか、国会で付帯決議する方向だ。


 民主党の裏切りは、障害者にまで例外ななく非道でした。
その会議の中身は民主党三宅雪子議員の嘆き(ツイッター)で伺う事が出来ます。

■朝日、読売、東京に大きく批判記事。いくら詭弁で取り繕い、新法だと言ってもそう受け取られないということだ。厚生労働省の方に、申し訳ないけれど、少なくとも私とは信頼関係はなくなりましたよと伝える。官僚手主導の見本のようなケース。

■障がい者ワーキングチーム会議では多くの議員が異論を唱える。昨日の会議の結果が反映されず、逆に見たこともない内容が盛り込まれていたからだ。私はこの間の障がい当事者の方々、団体の方々に対する誠意のなさ、また、本来は仲間である私たちさえ騙すかのようなやり方に失望している

■続き、新法だと言い張るのは勝手だが、私はそういう詭弁には加担できない。この法案は現段階ではマニフェスト違反だとはっきり明言する。マニフェスト違反ももちろんあってはならないことだが、それを認めない姿勢では、違反にならないよう努力をこれからできないではないか。続く

■続き、昨日会議後に作られたとされる要綱案も、以前から準備されていたのは明白で、そこからも会議の意見など取り入れるつもりではなかったというのが窺える。厚生労働&事務局にどう向き合うかが今後の課題。しかし、今後の行動によっては私は厚生労働外されるんだろうな(ため息)



「障害者からの批判に配慮し、「提言実現をめざす観点から、引き続き段階的・計画的に取り組む」との内容を、法案の付則に明記するか、国会で付帯決議する方向だ。」!!???

・・・!
笑わせるな!!
お前らには、一票もやらないぞ!!



力をつけよう!
学ぼう!

必読!!障害者制度改革の重大な岐路 竹端寛

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鬼瓦

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、2.14民主党WTヒヤリングでの訴訟団の発言(動画) 
(今日の職員会議・情勢学習資料)
2.14民主党WTヒヤリングでの訴訟団の発言を動画で紹介します。!

DSCF0904_convert_20120220225737.jpg


○藤岡弁護団事務局長(約8分)
 

民主党政策調査会厚生労働部門会議障がい者ワーキングチーム 御中
  2012年2月14日
  障害者自立支援法違憲訴訟全国弁護団原告団

障害者自立支援法
の廃止は国約です!


 去る2月8日、第19回総合福祉部会は、障害者の願いの結実した「2011年8月30日骨格提言」が「5か月半」も法案準備され、待ちに待った私たちの新しい法案が示される胸のときめく日であるはずでした。
 しかしそこで示され説明された「厚生労働省案」は、基本合意に基づき障害者自立支援法を廃止して新たな総合福祉法を作るという大前提を覆し、現行の障害者自立支援法を維持したまま、「法の名称と目的規定を少し変えることを検討中、難病を障害者の範囲に入れるように今後検討するから障害者自立支援法は廃止されたと考える」という詐欺まがいの説明です。
総合福祉部会員から大ブーイングが出されたことは勿論、全国で新法を心待ちする障害者の期待を裏切り、骨格提言を完全に無視し、当訴訟団の原告との約束を完全に反故にしようとする背信行為であり、その憤りは到底言葉では言い尽くせない。断じて見過ごすことは出来ない。

問:民主党は無責任極まる官僚の答弁を許すのですか?
第19回総合福祉部会 HP 動画配信より
2時間2分30秒 
いみじくも厚生労働大臣政務官津田弥太郎民主党議員が「障害者自立支援法廃止条項が明記されていないではないかとの点、なぜ廃止が法制的に出来ないのかの点事務方に説明させます」と指名しました。
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課
 中島誠企画課長 
2時間3分34秒 「法律の廃止とは、新旧の法律の継続性を考慮する必要がない、または考慮してはいけない場合。いままでの法的効果を全て無くしますという場合に思い切って廃止を行うものです。その法律の持っている法的効果を全て一旦無くしますという場合に行うものです。
そうすると今の事業所指定が6万弱、支給決定を受けられている方が確か80万弱いらっしゃる。その支給決定の効力が一旦消えるわけです。それを新たな新法に基づいて指定や支給決定をする。
これはたいへんな混乱が生じるだろうと。」
2時間4分8秒
「しかし正直言ってこう言ったことは本気でやらないといかんということにはならない。」*要約筆記の画面では、「本気でやらないといけない」となっていますが聞いてもらえば上記のように発言していることは明らかです)
 「附則で書き連ねるのでは、新旧の法律の整合性が取れない。
  そういう意味では法律の理念、目的さらには名称そのものをしっかり変えるということで法律の廃止と認識できるのではないかと政府としてはしておるということです。」


              ↑
 「正直言ってこう言ったことは本気でやらないといかんということにはならない。」などと答弁をしているのですよ!
 民主党政権の公式答弁なのです。
 これが「廃止が出来ない理由」だとしたら、「制度改革」なんて何一つ出来ません。政治は何をしているのですか?


 これが基本合意を破る理由ですか?
 「市町村の混乱」などもっともらしいことが報じられていますが、施行の際の円滑実施は、身体障害者福祉法等支援費制度から障害者自立支援法に移行したときに用いた、附則に新法移行経過期間を設定したり、看做し規定の活用などでいくらでも工夫可能です。平成24年の今でも平成15年の旧法が適用されている施策や事業所が多数存在していることはみなさん御存じのとおりです。
 骨格提言も、段階的計画的実現を求めています。
 「法を廃止するからこそ」段階的計画的実現が必要なのです。
 法の施行と同時の即時全面実施を骨格提言は言っていません。
 むしろ、一部改正方式ならばその一部改正された部分はせめて即時実施するという話でないと辻褄が合わないことに気づいてください。

 国が基本合意を破ることは、障害分野に限らない、あらゆる政策分野に悪影響のある暴挙であり絶対に許されないと次の訴訟団が今回の政府の基本合意破りを非難する共同抗議声明を発表しています。末尾参照。
 事態の重大さに気付いてください。
 一国の総理大臣が確約したことです。国が司法にも約束したことを破ることの政府としての罪深さを感じてください。
 発表後も薬害ヤコブ病被害者・弁護団連絡会議など次々と様々な訴訟団から賛同と連帯のアピールが寄せられています。

薬害肝炎全国原告団・弁護団
ハンセン病違憲国家賠償訴訟全国弁護団連絡会
原爆症認定集団訴訟全国弁護団連絡会
全国生存権訴訟弁護団
全国B型肝炎訴訟弁護団
中国「残留孤児」国家賠償訴訟弁護団全国連絡会
東京HIV訴訟弁護団
大阪HIV訴訟弁護団
ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟弁護団
ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟東京弁護団
ノーモア・ミナマタ国賠等請求訴訟近畿弁護団
薬害イレッサ訴訟統一弁護団

どうか、もう一度政治の良心を取り戻してください。


 

○秋保喜美子(4分)
 

○家平悟(3分
 

○新井たかね(3分半
 


 WTで「あらためて訴訟団のみなさまがたの、現時点での政府と我々が
求めているものの差というのは絶対的になんでしょう」の質問に対して!

○藤岡弁護団事務局長(3分40秒)
 

 WT(ワーク・チーム)は民主党議員ならだれでも参加できます。
しかし、その中身は民主党三宅雪子議員の嘆き(ツイッター)に表れているような体たらく。

■障害者WTの会議は確かに20回開催された。(昨日が21回目)『20回、20回』と会議でも出てくるが、税調や経済・連携のPTの裏など皆が出席困難な日にたびたび設定されていて、議員が3人だけの時もあった。ヒアリングが証拠づくりのものだった感は否めない。相手の団体の方に申し訳なかった。

■私が一つ解せないのは、何回か行ったヒアリング。私も全て行かれたわけではないが、そのヒアリングで障がい者団体で自立支援法の廃止にこだわるという意見は3分の1だったと事務局長は言う。私の印象は違ったので(質問が遠回しに感じた)意義を唱えたがいつものように却下。(ため息)

■障害者ワーキングチームのことになると、心が折れる。事務局に入るよう2回も言われ、その都度潰れたから。つなぎ法案も筆頭提出者だったが変わった。小沢グループだとホントいいことないが(笑)それでもヒヨル気はしない。私がいたら今ごろ暴れてただろうな、というよりその前に勘づいた。

■WT会議後のレクは、会議の正確な内容でなく、事務局が『こう書いて欲しい』というもの。これをどう報道するかは記者の方の裁量次第。私だったら『自立支援法改正案(仮)WTでは廃止、廃止の文言入れるべきとの意見噴出、党内で攻防戦。~事務局からは自民・公明の配慮が見え隠れ・・・ 』かな。

■私は、自立支援法が廃止になり、少しでも障害者総合福祉部会の方々の骨格提言に沿った内容に近づいた新法となることをまだ信じたい。頑張る、と言いたいが、もう事務局長が変わらない限り無理そうだ。何しろ、全く人(エライ人以外の)の意見を聞く耳持たないのだから。

■同期議員は嫌になったと障がい者ワーキングチーム会議に来なくなってしまった。頑張ろうよと何とか会議に出席するよう説得をする。確かに反対意見(廃止すべきなど)はほとんど受け入れられないので出席しているのがむなしくなる。提出ありきの強引な進行。これでいいのか、民主党。

 三宅雪子議員は、良心的に約束を守るために奮闘してくれています。
そういう議員を増やすために今、きょうされんは関係団体とともに民主党議員への働きかけを地元から旺盛に展開しています。その中で民主党内の矛盾も深まっているようです。

 今日もWt会議が開かれています。それをもとに23日、29日の民主党厚労部門会議で一定の線をだし3月13日の閣議決定に持ち込みたい意向です。
最後まで!
自立支援法は廃止!「骨格提言」に基づく新しい総合福祉法を!

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鬼瓦

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大御所が言うとおばい!人権を守る・・・。 
日弁連会長も声明を発表しました!

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 日弁連は障害者の権利について積極的・系統的に提言してくれています。
頼もしか~~~!

 誰が見ても厚労省言い分には道理がなく、やり方は間違いだということが証明されています。
毎日の社説君以外はね!
 
声明は、野田総理大臣、小宮山洋子厚労大臣宛てに執行し、厚労委員会、内閣委員会所属の全議員に送付されるそうです。

    障害者自立支援法の確実な廃止を求める会長声明   http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120215_2.html

 2012年2月8日、第180回国会に提出予定の「障害者自立支援法等の一部を改正する法律案(仮称)」につき、厚生労働省より内閣府障がい者制度改革推進会議総合福祉部会に「厚生労働省案」が示された。

 当連合会は、2011年10月7日に開催した第54回人権擁護大会において、「障害者自立支援法を確実に廃止し、障がいのある当事者の意見を最大限尊重し、その権利を保障する総合的な福祉法の制定を求める決議」を満場一致で採択し、障害者自立支援法の廃止と新しい法律の制定を国に強く求めてきた。

 国は、2010年1月7日、障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団との間で、障害者自立支援法を2013年8月までに廃止し新たな総合的な福祉法制を実施することを確約する「基本合意文書」を交わし、全国14か所の地方裁判所において、同合意を確認する内容の訴訟上の和解を成立させた。

 そして国は、内閣総理大臣を本部長とする障がい者制度改革推進本部の下、障がいのある当事者も参加した障がい者制度改革推進会議及び総合福祉部会を設置し、新たな法制度のための議論を経て、同部会は2011年8月30日付けで「障害者総合福祉法の骨格に関する総合福祉部会の提言-新法の制定を目指して-」(以下「骨格提言」という。)を公表した。この骨格提言には、上記「基本合意文書」が指針の一つとなったことが明記されている。

 ところが、今回示された厚生労働省案は、障害者自立支援法の名称を見直すことを検討するものの、その廃止を明確にしておらず、かつ、保護の客体から権利の主体への転換を図り地域での自立した生活を営む権利を保障するという重要な規定を設けないなど、骨格提言の主要な改革点についても法制度上の手当を予定しない対応としており、骨格提言に基づく新たな法制度を規定する法案が準備されているのか、重大な疑義を生じさせるものとなっている。

 また、もし、法案が厚生労働省案のような内容であれば、国が基本合意文書及び訴訟上の和解において確約した内容とは相容れないものであり、誠に遺憾といわざるを得ない。

 当連合会は、国が、上記「基本合意文書」に基づき、障害者自立支援法を確実に廃止し、骨格提言を尊重した総合的な福祉法案を上程するよう、強く求めるものである。

2012年(平成24年)2月15日
日本弁護士連合会 会長 宇都宮 健児



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鬼瓦

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寒風の中、天神署名活動 「世界の誇れる新法を 自立支援法から総合福祉法へ」 
 寒風吹きすさぶ中、今日、きょうされん福岡市ブロックは市内二か所で街頭署名活動を行いました。
陶友からは天神行動に参加。

署名運動

★詳しくはこちらを参照ください。
■NO.2180 あなたの一筆が明日を切り拓く!・・・「第35次国会請願署名・募金運動キャンペーン」 にご協力ください。
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-2333.html

★署名用紙ダウンロードのリンク先→ http://www.kyosaren.or.jp/?35petition/dl.htm

分かりやすい新聞記事を紹介します。

本音のコラム「障害者の尊厳」(東京新聞 2012年2月16日)

本音のコラム

 竹田茂夫(法政大教授)

先週、厚生労働省は悪名高い「障害者自立支援法」の改革案を出した。
だがこれが通れば、数ある民主党の公約違反のなかで最も露骨なものになるはずだ。
同法は、小泉改革の熱狂のなかで二〇〇五年に成立したもので、障害者福祉を彼らの権利ではなく、行政が提供し障害者が対価を払って享受するサービス、つまり準市場として捉える。この理念は選択・競争・契約主義を建前にする介護保険制度に通じる。

だが実施されると、食事・身体移動・発話・作業など人間の基本機能に関して障害の重い者ほど高い利用料(一割負担)を払うことになり、サービス断念が相次いだ。自立支援どころか自立を阻害したのだ。大規模な反対運動は全国の違憲訴訟へ集約され、一昨年一月、人間の尊厳を深く傷つけた同法は廃止するという政府の劇的な謝罪で和解へと至った。

福祉を市場に見立てる考え方は英国の「第三の道」で打ち出された。価格の誘因効果で福祉のただ乗りを、資源配分効果でサービスの供給過剰を防ぎ、同時にサービス享受者の主体的選択を可能にするというわけだ。素晴らしい経済理論だ。だが理論と現実がこれほど乖離するのも珍しい。
福祉サービスを生存・生活の絶対条件とする障害者に「選択」の余地はあるのか。



DSCF0851_convert_20120215004106.jpg


 知人Aさんが、メールで署名を呼び掛けてくれています。
感謝をこめて参考までに紹介します。(

皆さまへ
(このメールは、これまでご挨拶させていただいた皆さまにBCCでお送りさせていただいております。)

こんにちはAです。
寒い日が続いていますが、お元気にお過ごしでしょうか?
風邪やインフルエンザにかからないように、お体をご自愛くださいね!

さて、早速ですが、今日は、皆さまにお願いがあってメールをさせていただいています。
ぜひ、『署名』にご協力いただきたいのです。
何卒、何卒、宜しくお願いいたします。

(趣旨や内容は、後述でご説明させていただきます。)

『皆さんの一筆が、この国の福祉を変えるカギを握ります!』

【お願い①】
 ★署名にご協力ください。
  ・(個人情報の取扱)署名にご協力いただいた氏名・住所は、請願として国会に提出する目的以外に使用することはありません。
  ・<署名目標>は、1,000名です。(Aの知人110名の方々のご協力×3名/家族×3名の知人の方への紹介 で達成します。)
  ・<署名期限>は、2月24日(金)までです。国会提出を急がないといけない状況になっています。

  ・<署名の仕方>署名いただける方 全員 の「氏名」「住所」を下記アドレスまで送ってください。
           (アドレス)
  
  ・年齢制限はありません。お子様からお年寄りまで、同意いただいた方はどなたでも結構です。
  ・皆さまからいただいた大切なお名前は、私(船越哲朗)や私の家族や仲間たちが、心を込めて代筆させていただきます。

【お願い②】
 ★ぜひ、どんどん転送してください!広げてください!転送大歓迎です。
  ・一人が一人につないでいくことで、輪がどんどん広がります!!宜しくお願いいたします。

【お願い③】
 ★「後でしよう・・・。」と思わずに、是非、今すぐに送ってくれたらうれしいです。
  (後回しにすると、忘れてしまうことが往々にしてあります・・・。)

  ・<署名の仕方>署名いただける方 全員 の「氏名」「住所」を下記アドレスまで送ってください。
           (アドレス)

【お願い④】
 ★もし、署名の用紙を会社などで回覧などで回していただけるという方がいらっしゃいましたら、
  下記から、用紙を出力してください。B4サイズでお願いします。
  http://www.kyosaren.or.jp/35petition/dl.htm

  ※用紙に記載いただいた場合は、恐れ入りますが、下記まで郵送ください。(2月24日(金)必着でお願いします。)

   〒810-0064
    福岡市中央区地行1-15-18 障害福祉サービス事業所 工房 陶友   


  何卒何卒宜しくお願いいたします。

=========
【署名運動の趣旨と内容】
『皆さんの一筆が、この国の福祉を変えるカギを握ります!』

皆さん、「障害者自立支援法」ってご存知ですか?
多くの障害者、関係者の反対の声を押し切って、2005年政府が強行的にスタートさせたものでした。
応益負担を原則とするこの法律は、これまでの障害施策の考え方を根底から変えるもので、
憲法および障害者権利条約に明記されている、「人間としての尊厳や地域生活の権利」を否定するものでした。

2008年~2009年、全国の障害者ら71名が原告となり、障害者自立支援法は基本的人権を侵害し憲法に違反するとして、
法律を制定した国を被告とした違憲訴訟を全国各地で起こしました。
  
2009年秋、総選挙で民主党に政権交代になり、政府・民主党から、訴訟団に対して和解の申し入れがありました。

訴訟団は何度も何度も話し合い、「自立支援法を廃止し、新法をつくる」という基本合意文書を国と交わし、
2010年この違憲訴訟は和解により終結しました。

私たちはその後の「障がい者制度改革」「総合福祉法」実現に大きな期待を寄せたのです。

ところが、つい先日の2012年2月8日、「障がい者制度改革推進本部(本部長・野田総理大臣)」の下の
「推進会議 総合福祉部会」第19回会議に、厚労省が新しい法案を示し、
翌9日、訴訟団に対して厚労省政務官から説明があった内容では、

驚くことに、厚労省案は、自立支援法を廃止することなく、一部を「改正」するというもので、
自立支援法そのものを延命させ、恒久化させるものとなっていました。

これは、国と訴訟団とが公文書で交わした「基本合意」に明確に反するものです。
こんなことなら、和解なんてしていません。
また、総合福祉部会の55名の委員が一つになってまとめ上げた「骨格提言」を棚上げするもので、大きな怒りを禁じ得ません。
  
今回のこの署名運動の趣旨は、
「障害者も参加する内閣府の総合福祉部会で議論を重ねまとめた【骨格提言】を、総合福祉法に反映させるように提起するもの」です。
==========

■緊急フォーラム(竹下弁護団長あいさつ)
http://www.youtube.com/watch?v=7CYJDKY-x_g&feature=player_embedded

==========

★<署名の仕方>署名いただける方 全員 の「氏名」「住所」を下記アドレスまで送ってください。
           (アドレス)

何卒何卒、宜しくお願いいたします。


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鬼瓦

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